ラベンダーを摘みにゆく週末。その2


小さな村のブロカントでは

パリでは考えられない値段で、

面白いものがざくざく!


一輪挿しにもなりそうな、

深いオレンジ色と水色のボトルや


さらにもひとつ。オレンジ色のボトル。

口が広いので、蓋を外せばブーケも活けられそうだとおもって。

ありささんと、

「どれが花器として使いやすそうか」という視点でばかり物色してしまいました。

奥の赤い錆び付いたかんかんの中身は


釣りセット!

なぜかそのときはすごく興奮して買ったのですが

これをどうしたら良いのか。


百年前、二百年前の本。
(たぶんどちらも聖書か、宗教関係の本)

背表紙も美しいですが


中も素敵。たまりません♡


ついでに

「今ここで買わなくても良いのに買っちゃった」パターン。

30サンチーム(45円弱)で買った、ガラスの保存容器。

ちょうど、お砂糖を入れる容器が欲しいと思っていまして…。

あと、古いマルセイユ石けん。

かたちがきちんとした立方体じゃなくて、ガタガタ。

色々おうちにブロカントでの戦利品が増えてきて、

嬉しい反面、

割れ物ばっかり増えてゆく。

既に手荷物では収まらないぐらいの割れ物が。

どうやって日本へ持って帰ろう…。

フレデリックによれば、

小さな村はすべて同じ構造をしているとのこと。

まるい構造で、

中央に広場があり、教会があり市庁舎があり

そして噴水がある。

その噴水に昔、村の人たちは毎日水を汲みに集まってきて

そこで交流が広がっていったのだそう。

広場には必ず、カフェがあって

そこで議論をかわしたり、

売買の取引なども行われていたのだとか。

そんなお話を聞きながら、

広場のカフェでオレンジジュースを飲んでひとやすみ。

この広場にも、プラタナスの木が植えられていて

葉っぱが陰をつくってくれていました。

もう夕方18時頃だったけれど、

空はまだ、明るい。

南仏の一日は続きます。

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