フィヨルドは彼方。


写真を整理していたら、

昨年の9月に友人と行ったノルウェイの写真をみつけました。


念願のフィヨルドツアー。


前日、なんとレザーのジャケットとスカートを

コペンハーゲンのホテルに置き忘れてくると言うショッキングなうっかりぽんをしでかし、

北欧の果てへ、まさかのアウターなしで突入したわたし。

コペンで買ったクリッパンのふかふかブランケットが、まさかこんなに早く役立つとは。

ブランケットをストールかのように身体にぐるぐる巻き付けて暖をとりました。



切り立った谷間を

船ですすんでゆく。

布地に鋏をすーっと入れるようにして、

静かに裂いてゆく。


この国では、妖精(トロール)の存在が信じられていたり
日本よりも身近だったりするのもわかる気がする。

自分たち以外の生き物が棲んでいること、

自分たちはおおきな自然の、ほんの一部分でしかないこと、

自分たちの世界のルールは、ほかの世界のそれと同じではないこと。

そういったことを、この国の人たちは自ずと感じ、知っているのだろう。

アナ雪の舞台だと言われて、確かにこの奥にトロールが棲んでいても、

エルサがえーいと氷のお城をつくっても、まったく違和感ない。


ちいさな集落。

もしも、あの赤い屋根の家に生まれた人生だったら、

この物語の主人公はどんなふうだろう。

美しく神秘的で、とても清々しい風景に抱かれながら、

船はすすむ。


フィヨルドツアーの終着点。


ここで一泊して、翌朝は市内へと向かう

ながいながい列車に乗りました。

今度はカメラのレンズを粉々に割りました。

でも楽しかったな。

学生時代からの大切な友人との、久しぶりの二人旅。

思い出の景色ひとひら。ひらひらり。


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