ラベンダーを摘みにゆく週末旅。その1


すっかり馴染み深い駅となったGare de Lyonから

今回はAvignonまで。


車掌さんの切符検査印が、☆!!

駅のパン屋さんで買った朝食のカヌレが、プラスチックゴムみたいで残念。

パリのカヌレがすべて美味しい訳ではない。


ちょっと一眠りして、3時間ほどですぐにAvignon TGV駅に到着。

Avignonの中心地からは少し離れたところなので、景色ものどかです。


修学旅行生?の子どもたちが沢山。

バケツリレーのようにして、

ものすごい勢いで全員分のスーツケースを運び出していく先生たち。

大変だなあ。

全員が無事下車できたときには拍手が起こっていました。

ここで、待ち合わせていたのは

3月にレッスンを受けたFredericのパートナーであるNathalie.

なんと、フレデリックがプロヴァンスの自宅に招待してくれたのです♡


どこもかしこも可愛すぎるおうちには

おばあちゃんから受け継いだアンティークや、

ブロカントで買ったもの、

自分でつくったものもたくさん。



一緒に行った、Rosebudでの研修を終えたばかりのありささんと

到着早々、おうちの撮影大会に。



フレデリックは、元デコラリスト(インテリア装飾のお仕事)だったと知って、

納得。

みんなで囲む食卓がなにより好きなんだと言う彼の、

おうちという空間に対する愛を感じます。

自身の生まれ育ったこの美しい土地の魅力をすべて見せたい!と

たくさん予定を立ててくれていたフレデリック。


お昼ごはんをいただいて、

まず連れて行ってくれたのは

musée des arômes et du parfum
(アロマと香りの博物館)



お庭には、

目で見て楽しむ、観賞のためではなく、

人々の暮らしに役立つ草花として用いられてきたハーブなどの植物が集められ、育てられています。


そうは言っても充分に美しい。





竹のようにまっすぐな茎。

この茎を屋根に敷いて、

雨樋にしていたそうです。


早速ラベンダーに会えました♡

ラベンダーとひとくちにいっても、種類も色も背の高さもさまざま。

街でみる紫色の濃いものから、グレーがかったものまで。


香りに癒されます…。



本気で謎な看板が突如。


プロヴァンスでは、プラタナスの植樹が盛ん。

その理由は、大きな葉っぱ。

陽射しが強すぎるため、早く育って大きな葉っぱで陰をつくってくれるので

南仏の人々はプラタナスを植えて、その木陰で休んだのだそう。

木陰に入ってみると、体感温度の違いにびっくり。

ほかにも分厚い壁や小さな窓など、プロヴァンスにつたわる

暑さや強い風をしのぐための暮らしの工夫を

フレデリックがひとつひとつ説明してくれました。


中庭のテラスには、古くからつかわれている

エッセンスを抽出するマシンがずらり。

すべて職人の手作りなので、ぼこぼこと手で打ったあとがありました。

この後は、小さな村のブロカントへ!

アンティーク好きにはたまらない掘り出し物がたくさんで、

ついつい買いすぎてしまいました…。

そのおはなしは次回。つづく。

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