Fête de la musique 2015.

土曜日はお仕事の後、

この夏からモロッコ駐在になる友人の演奏会へ。


会場は、コンセルバトワールの裏の教会。


教会で奏でられる音って特別。

高い天井に響き渡って、この音楽は神様の耳にもきっと届いてるっておもう。

きっと神様も喜んでるっておもう。


演奏会では、

ヴィヴァルディの四季やビゼーのカルメンなどの有名な曲もたくさん出てきたし

アンコールの007も楽しかった!

そして、バイオリニストの方の演奏が、素晴らしくて

(なんでもコンセルバトワールの首席だったそう。)

わたしは弦楽器には疎いけれど、全身を溶かすような音。

聴きながら

昔、オケでクラリネットをやっていたときの

ハーモニーの“内側にいる”感覚がたまらなく好きだったな、と思い出していました。

音色の違うものがあわさって溶けて広がって、

内側から外側から呑み込まれてゆくかんじは、

“音”だけど聴覚だけじゃなくて

身体のいろんな感覚に働きかけているかんじがする。

素晴らしい夜でした。ありがとう♡


そして日曜日のパリは、

Fête de la musique!

毎年恒例、夏至の音楽祭でした。


街にはサンバの行進や


おしゃれなVitrinesをステージにバンドのライブが繰り広げられたり
(このバンドの男性、良い声でした♡)

いたるところで、遅くまで音楽が鳴り響いていました。

良い文化だなあ。

日の長い夜を、存分に楽しんでしまうこの人たちの気質がすき。

みんな翌朝はちゃんと仕事に行けているのかな…。


若者の多いモンマルトルは、夜の22時を過ぎてもこの人だかり!

パリでこんな人だかりを見たのは、1月のデモのとき以来。


毎年、華やかなDJイベントを開催するぎろぎろさん。

この日はお店がクラブに様変わりして、朝まで大賑わいになるのだそう!

ご招待いただき好奇心でいってみましたが、

あまりの人の多さに立ち往生…。

店内に入ることすら困難でした。

「わたし、一応、行きましたので。」という事実のみを記録し、

そそくさと退散。

近くのカフェで珈琲を飲み、あっけなく帰宅いたしました。

わたしにはやはり向いていなかったみたいです。。

28にしてイケイケ路線(思いっきりいけてないネーミング)への路線変更は、やはり無理があった。

でも、おもしろかった。体験できてよかった!

超初心者のわたしを案内してくれて、

色々教えてくれたNaoちゃん、どうもありがとう♡



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