弾丸南仏ひとり旅。その4(La Napoule - Nice)


Mandelieuから16番のバスに乗り、

終点から海沿いをくだってゆけば


Mandelieu-La Napouleの駅があります。


無人駅で、改札もありません。


列車は、2時間後。



サンドウィッチをほおばりながら

日が落ちて溶けてゆくようすをぼんやり眺めました。

近くにはLa Napoule城という古城がありました。



あとで入ってみようとおもっていたけれど、

海を見ていたら、あっという間に閉門時間になっていました。

ありゃ。ま、いっか。

見たいものを、見たいだけ。

好きなところに、好きなだけ。

取り残された古城は幻想的なままで、

いつかわたしや、人々の記憶から漏れ落ちながら存在し続けるのだろうな。


2時間後、

充実した一日だった…!

と満足して駅に向かうと

「25分遅延」の文字が。

少し待っていると、さらに

「45分遅延」に変わりました。

駅には風よけもなく

太陽が見えなくなると一気に冷え込むので、

近くのカフェで時間をつぶすことに。

駅近くのカフェでは、同じ境遇の乗客たちがみんな揃って珈琲を飲んでいて

ちょっと面白い光景。

こんなに閑散とした町の一体どこから人が集まってくるんだろう。

皆、ニースへ向かうのだろうか。

結局60分の遅延で列車は到着し、

Niceの中心、Nice ville駅についた頃にはすっかり夜更け。

道すがらテイクアウトのアジアンフードを買って

ホテルにチェックインしました。

チェックインの予定時間をかなり過ぎてしまっていましたが、

あたたかい対応にほっこり。

ついでにWIFIのパスワードもiPhone用とMac book air用、

2つもらってにっこり。

早朝から移動に移動を重ね疲れていましたが、

わざわざ鞄にMac book airを入れて持ち歩いていたのは

草冠通信の原稿締め切りのため。

おいしいんだかおいしくないんだかよくわからないアジアンフードを食べつつ、

記事と写真を編集部に送信したところで力尽きました。

実はこの日は、南仏三大祭りのひとつ、

ニースのカーニバル最終日。

海辺ではいろんな催し物がおこなわれていたり、

最後は花火でフィナーレだったようで

花火の打ち上げ音や歓声を、夢うつつで聞きました。


つづく。


***

バナーをクリックしていただいた数が
ランキングに反映される仕組みです。
もしよろしければ、下記クリックをお願い致します♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

最近3位になっております!