長距離バスをMandelieu chateauvieuxで降りて、
Mandelieuに到着。
la route du mimosa
BORMESからGRASSEまで、
ミモザ街道とよばれる130kmにわたる道標です。
ミモザ祭りが開かれるMandelieu-La Napoule、
そして隣接するTanneron山は、有名なミモザの産地になっています。
ミモザを誇る街だけあって、
市街地にもあちらこちらにミモザが植えられていました。
大きくてわさわさと揺れるミモザを見ただけでも感動したものの
わたしの本当の目的は
ミモザの里!
Tanneronなのでした。
Tanneronなのでした。
実は、ミモザ祭りの期間限定で、
Mandelieuからバスでいく
Tanneron山の“ミモザ狩りツアー”
という
いかにも楽しげなツアーが(なんと街主催で)催行されるのですが
今回お祭り期間中には訪れることができなかったため
断念・・・
できず。
山は年中無休のはず!
自力で行ってみよう!と
ネットでTanneron山のハイキングコースである
Aux pistes du sentier du Grand-ducを見つけ出し
Mandelieuとの位置関係を調べました。
すべてフランス語で目が痛くなりましたが、執念…。
しかしながら、Mandelieuからのアクセス方法がどう見ても、
車のみ。
街の観光局に、
TanneronのGrand-ducに行きたいのですが、
車がない場合、どうやって行けばいいでしょうか。
とメールで質問したところ、
ハイキングコースの手前には駐車場があって、そこまでタクシーで行くことができます。
と、丁寧なお返事。
まあ、そりゃあそうなんだけども…。
微妙だな、どうしようかなとおもっていたのですが
ついてみれば
無駄な心配でした。
そもそも
街にタクシーがいない。
タクシー乗り場は存在するのに、一台もいない。
本当にここがタクシー乗り場として機能しているのかと心配になるほど、
何の気配すらもない。
電話して呼ぼうか、どうしたものか。
近くのパン屋さんでパンを買うついでに
スーパーで水を買うついでに
ここからTanneron山って遠い?車じゃないと無理?
と聞いてみるも、
ちょっと遠いから無理じゃないかな…
地元の方々からも苦笑いのご返答。
良い意味でも悪い意味でも観光地化していなくて
ほとんど別荘地の街。
みんな自家用車か自家用ジェットでびゅーんと来ているのでしょう…。
でも、でも。
街の地図を見ると
市街地のBoulevard des Termesから県道のRoute de Tanneron(D92)をのぼってゆけば
Tanneron山につながっているのです。
その方角に行ってみたら
こんな看板も発見してしまったんです。
夜はニースにホテルをとってあるので、
SNCFのMandelieu-La Napoule駅から列車に乗らなければならないのですが
MandelieuからSNCFの駅までのバスは、
一時間に2本。
(16番のバスです。)
※ちいさな街なのですが、
Mandelieu-La Napouleは文字通り
MandelieuとLa Napouleのふたつの街の総称。
このふたつの街は離れており
バスはMandelieu側、SNCFの駅はLa Napoule側にあるため
意外と遠いのです。
駅からニースまでの列車は、
逆算すると、時間は限られていましたが
持ち前の根性と射手座的精神で
行けるとこまで行ってみよう♡
てくてく県道に向かって歩き始めました。
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