メールで語学交換をしているフランス人が
抹茶が好きで、茶筅も持っているというので
おぉ、おもしろいなと思って
なぜ抹茶が好きなのか、興味があるのか聞いてみたら
「味が好きだし健康に良い」
そっか…と、
嬉しい反面、すこしだけ、がっかり。
でも、
「抹茶を飲んだ後は新しい誰かになったような気がする」
と言われ、また
おっ、おもしろいことを言う!
とおもい、
茶道にも興味があるの?
と聞いたところ、
「金沢で茶道体験もしたことがある。面白かった。
日本のお菓子最高。」
そっか…。
もちろんもちろん、
抹茶や和菓子そのものを美味しい、好きだと認めてもらえるのは
それ自体、とても嬉しくて
わたしも、フランスに日本のものを伝えたいとおもっている。
でも、果たしてそれは「もの」で良いのか?
抹茶美味しい、和菓子最高、茶道面白い、
そこで止まって良いのか?ともおもう。
茶道も、パフォーマンスとしての茶道だったら
それは「もの」と同じで
なんだか物足りなくて。
SAMURAI! GEISHA!的な異国趣味としての枠から脱却できない。
そこに見立てられた世界や、流れる詩情、感性みたいなものは
どれだけ伝わっているの?
「もの」を「もの」として伝えているうちは、伝わらないの?
それぞれの世界観・価値観だから、
それでも良いといえば、良いのだけれど
わたしが考える、詩情ある暮らしというのは、そういうことなの?
なんか物足りないんじゃない、でもなにを、どうやって伝えるの?
もやもやもや!!
そんなときに出会えた
ひとと、タイミング。
尊敬するとともに、
感謝。
そして、ながくなりそうな考えごと。
の、前には
自分の内側を整えねば。
ちなみに、
一応今日の日付も、ノエルも覚えています!
みなさま、
すてきなノエルを…!!
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