赤プリがもぬけならば名ばかりの紀尾井町。



泡を食っちゃ泡を吹かす大博打思惑師
赤プリがもぬけならば名ばかりの紀尾井町

終わりゆく時代へ投げキス毎度あり型通り
あの八番出口も用無しね溜池山王

『今夜はから騒ぎ』東京事変



Facebookで日本の桜のpostを見るにつけ

思い出すのは


アルコールと空騒ぎの上に舞う

上智の外堀の桜。


FM練の日の朝、迎賓館へ向かう前に眺めた

四ッ谷駅の桜。


オーバカナルのテラスから見る

清水谷公園の八重桜。


一番町から九段下まで歩く、皇居沿いの桜。



あの界隈につまった

約10年分の記憶を

ぐうんと遠くに

あるいは近くに感じて。


この歌を久しぶりに思い出したのは

紀尾井町というワードだけのせいだけではなくて


水ぎわ干いては満ちて胸騒ぎ


「場所」にねむる思い出がゆらゆら。

過去がどんどん過去らしく

「過去」という装丁をされていく。




どんな出来事も、おぼえていたいなあ。

通ってきたすべての道、すべての歩みの

いちばん先っちょに

今があるから

今の自分を、場所を好きでいられれば

一見ポジティブでない記憶のひとかけらでさえも

「おかげさま」だなあって有難くおもえる。

自分の通ってきた場所は、

決してそこにとどまらずとも

大切におぼえておきたい。

好きよ四ッ谷、紀尾井町。


***

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一瞬2位になっていたようなのですが、
また3位つづきでございます。