華麗なる女子会。


由美先生のお引越し記念と

帰国するYoshioさんの壮行会をかねて

歴代Rosebud研修生が集まった“女子会”が行われました。

chez 由美先生邸です。


“マダムール斎藤”のチェックも入りながら

皆でフィンガーフードをつくったり、サラダをつくったり

・・・といっても、遅刻したわたしはほんのちょこっとだけ参加。

す、すみません…。

でも、ただのタルティーヌ、フィンガーフードと侮ってはなりません。

なんといっても、ヴェルニサージュのたびに

芸術的なタルティーヌで「生き様を見せる!」由美先生ですから

歴代研修生も真剣です。


たべるものを、皆でつくると

ますます楽しいうたげになります。

(皆、に自分を含めるのはちょっと気後れしますが)


Shokoさんが手早く美しくつくってくれたサラダ。

先生にかけていただいた秘蔵のバルサミコ酢が美味しかったです。


こちらもまた、Shokoさん手作り!のケーク・サレ。

なんでも、Yoshioさんが未だケーク・サレを食べたことがなかったと聞いて

つくってきてくださったのだとか。

…なんとまあ。

感嘆のあまり溜め息が漏れます。

そして、Rosebud2号店のオープン記念パーティーのときに持って帰った

マグナムのシャンパンをそれぞれ持参していたYoshioさんとわたし。


壮行会の主役!勢い良くシャンパンをあけます!


勢いが良すぎて溢れても、ささっと涼しい顔で片付けるYoshioさん。

心無しか後光まで。神々しいです。


そして主役自ら


シャンパンをサーブしてくださいます…。ありがたや。


さらに。

由美先生に取り分けさせる研修生たちの図、再び。

キジのパテをパンにつけていただいたのですが
(キジって、食べられるんですね…。)

人生で初めての食べ物を口にするときは

お願いごとをすると良いのだと聞くや否や

えっ、何をお願いしよう!

伸ばした手が固まりました。

お願いごとがまとまらず、なかなか食べることができません。(強欲)

あげく、隣のArisaさんがふわりと手を伸ばしたのを見ると

「ありささん!そんな安易に食べていいんですか!」

と余計なお世話を焼く始末。

シャンパンやフードをいただきながら、

すばらしすぎるお部屋の家具やお皿等に、いちいち視線が釘付けになったり

刺激を受ける話、花仕事の話をきいたり

ShokoさんとYoshioさんのシャトーでのお仕事のお話、

由美先生が経験したデコのお話、

結婚についての先輩方からの貴重なアドヴァイス等々

色々と楽しく盛り上がりました。

でも、そのなかでわたしの頭に一番鮮烈な印象を残したのは

『関西のおばちゃんは、「無難やから」ヒョウ柄を着る。』

というお話でした。

おもしろいなあ。本当でしょうか。


デザートには、

Yoshioさんが持ってきてくださったRosebudファミリーには馴染み深いエルメのマカロンや
(食べるのに夢中で写真忘れ…。)

ありささんが持ってきてくださったショコラのタルトを。

ちなみにこの素敵なお皿は、今はもう幻となってしまった工房のもので

フォークはセネガル!で買ってきたものだそう。

椅子もパニエも、ディスプレイされている洋書も

インテリア好き、食器好きには、いちいちグッとくるセレクトで

身悶えしてしまいます。

本当は、家中を写真に収めて大公開したいくらい

素敵な調度品や小物でいっぱいのお宅だったのですが

法に触れそうなので、すんでのところで我慢。

BORGOのリネンも、素敵に溶け込んでいて嬉しかったです。

眺めの良い窓から見えるパンテオン、フランス国旗がはためく様も美しく

これがいわゆる、日本で皆が想像するParisライフというものか…

というか現実にこういう生活って存在するのか…。

先生の著書である『ブーケ・シャンペトル・ア・ラ・メゾン』の世界、そのままでした。


わたしにとって、

いいなと感じる暮らしの風景というのは

調和がとれていながらも

ひとつひとつのものの輪郭というのが、ちゃんとしている。

なんとなくあるものと、自ら手に取って意志を持って選んだものというのは

やっぱり、(デザインの問題ではなく)輪郭の鮮明さみたいなものが、違う気がする。

居るべき場所に居るのだというかんじ。

自分はなにを美しいと感じるのか

その感覚に向き合う時間を持てているのかどうか。


わたしは今さかんに持て囃されている、

『丁寧な暮らし』みたいなワードをきくと

どうもむず痒くなってしまう天邪鬼なのですが

どうしていやなのかって

そのワードを見ても、詩情もメロディーも感じないから。
(もちろん、おおもとの言葉の意味は美しいけれど)

上手に説明できるかわからないけれど、

暮らしというのは、音楽みたいなもので

自分の鼓動と世界のリズムと

上手く折り合いをつけながら

奏でたいように奏でれば良いのだとおもう。

物も、所作も、自分の身体も

楽器のひとつであって

ひとつひとつが構成要素となって

その空間にハーモニーというのが生まれるのだとおもう。


ちょっとお話が脱線してしまいましたが

兎に角、素敵なお部屋でございました。。

最後にはカメラのプチ講座まで開催されて、

すっかり夜更けまで居座ってしまいました。

ああ、たのしかったあ。

次回開催もあるそうなので、

今からたいへん期待しています。
(この図々しさ。)


そしてYoshioさんは、爽やかに日本へと帰ってゆかれました。

短かったけれども濃い時間をご一緒させていただくことが多く、

たくさん教えていただいたり、刺激をいただいたり、

ただただ笑って楽しい時間を過ごさせていただいたり。

本当にどうもありがとうございました。

これからのご活躍をお祈りしています!

わたしも負けずにがんばらなければ!


初めて食べるもののおねがいごとは、

他人には言ってはいけないそうですが

言霊って絶対にあるなと感じるので

ひとつだけ、

でもいちばん、野心に満ちていて具体的なのを。


ファッションかインテリアかライフスタイル系、もしくはアールみたいなビューティー系の雑誌に
(単なる好みですができれば紙媒体だとより嬉しい。)

花と文章の連載を持って

さらに著書を出版して

ゆくゆくは、もはや花すら関係ない本まで出しちゃいたい。


わたしはわたしで、がんばってみるけれど

言霊さん。いざというときは頼んだよ。

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