コペンハーゲン、パリ、ヴェルサイユ、ミラノ。いまここ。




2泊3日、大充実のコペンハーゲンから帰ってきた日の夜は

日本から旅行に来ていた大学時代・秘書時代の後輩と待ち合わせて、


エッフェル塔近くのビストロでごはんをたべて。

久しぶりに、エッフェルさんの足もとでシャンパンフラッシュをみました。


翌朝は、彼女たちと一緒に郊外のヴェルサイユ宮殿へ。

パリに来てからもう10ヶ月経つのに、

パリ市内から1時間足らずで行けるのに、

初めてのヴェルサイユでした。

そしてまたパリに戻ってきて、

da rosaで遅めのランチをたべたら

ふたたび、わたしは空港へ。


今、ミラノにいます。

例によってガイドブックも持っていなければ

綿密な下調べなどももちろんしておらず

海外では、Wi-Fiのあるところでないと携帯でインターネットも使えないし

おまけに現地の言葉も話せないとなると

自分の無力さを感じますが

同時に、自分自身の“輪郭”やその内側を、感じるもの。

地図も現地調達。

今朝はとりあえず、カフェで朝食を食べたい、

と思いつき

そういえば、ミラノに新しくできた

Marc Jacobsのカフェがあったはず、

と思い出し

近くのインフォメーションで

一番フランス語を喋れそうなスタッフの人を見つけだして
(この辺りの勘はサバイバル旅で得てきた賜物)

場所を調べてもらったら

幸いにも歩いていける距離だったので、

てくてくやってきました。



朝食のメニュー“FRESH"、これで11ユーロとは!と思ったけれども

このオレンジジュースが確かにとてもフレッシュで、

つぶつぶ美味しかったので満足してしまいました。




のんびりぼんやり、

さらに今、カプチーノもいただいております。

目の前にいる女の子がめちゃくちゃ可愛くっておしゃれで

こっそり隠し撮りさえできないほど目の前なのが惜しいほどです。

読んでいただいている皆様にも、

写真無しで想像していただくしかないのですが

ぱつんと切りそろえた前髪にロングヘアで

ジェーン・バーキンみたい。

適当に引いたのであろうアイラインがはみだしちゃってるんだけど、

それがむしろ可愛く見える、おそろしさ。

日焼けした肌に、黒いコットンのミニドレスを着ていて

ノースリーブから細い腕が伸びていて

組んだ足の先には、履き込んだ革のショートブーツ。

ジェーン・バーキンみたい。

でっかいサラダボウルとジンジャーエールを頼んで

ボウルには、おもいっきりオリーブオイルを振りかけて

塩こしょうもがりがりかけて

抱え込むようにむしゃむしゃ食べて

色々ドレスにこぼしている。

とにかくジェーン・バーキンみたいだ。

(ジェーン・バーキンの食事風景なんて見たことないけど)



コペンハーゲンの旅行記をはじめ

書きたいことも、

そして書かなければいけない原稿も色々とあるのですが

バカンスモードで

ごゆるりモードですが

お付き合いくださいませ。

と打っている目の前で

ジェーン・バーキン、フランス語を喋っているではありませんか。

おおっ。やっぱりパリジェンヌだったか。

そして店員さんがおもむろにこちらに寄ってきたので

まさか日本語が読める人で、観察していたのがバレたのでは!とびびったら

カプチーノのあわあわのチョコが口の上についてますよ♡

というご指摘でした。なんて優しい。

そして、

どこへいっても何を食べても幾つになっても

口の周りにお砂糖やらなにやら、つけてしまうのは

もう治ることのない病気なのでしょうか。


***

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