花はなぜ美しいか。一筋の気持ちで咲いているからだ。八木重吉
遥か昔、中学の面接試験のとき。
このみじかい詩が印刷された紙が一枚、
机の上に置いてありました。
この詩を声に出して読んでみてください。
そして、感想を教えてください。
それだけが、面接試験の問いだったように思います。
小学生だったわたしは
群れずに、媚びずに自分の信念をもって頑張っている人のことだとおもう、
というようなことを、緊張しながら拙い言葉で話しました。
でも、一筋の気持ちというのは、それだけじゃないね。
その頃おもっていたよりも、単純で、難しいことだよね。
大人になった今、
あの日、教師たちが子どもたちに託したのぞみがよくわかる。
ひとすじの気持ち。
15年の時を経て、やっと郵便受けに届いた手紙のように感じました。
その気持ちで、生きなさい。
迷っても、行きなさい。
のびやかに、咲きなさい。
そう励まされているような気がしました。
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