ホームページを開設しました。


ここ数日、

激しく寝落ちを繰り返しながらも

なんとかホームページを開設しました。


屋号です。


ブログをよく読んでくださっている方は、

おやっと思われるかもしれませんが

“LOU”というなまえは、


この子からいただきました。



わたし自身にとって

ルウというひびき、

ルウ、ルウ、とよぶときにすこし口をすぼめる、あの感覚は

Parisでの暮らしや花、出会い、想い、心地良さ、

そういったあれこれを

柔らかく、ゆたかに想起させてくれるものなのです。


そしてMAISONとしたのは、

わたしが花や文章を通してつたえたいテーマが、

“詩情ゆたかな暮らし”だからです。


それは

余白にストーリーを見出すといいますか

混沌から美しさを見出すといいますか

日本のことばでいえば“もののあはれ”を感じる心、かもしれません。


たとえばブランドもののお洋服や食器を買うことは

お金を出せば、誰にでも出来ることで

でもそのものを所有していることによって

本当にその人の暮らしがゆたかになっているかどうかというのは

わたしは疑問に思うところが大きいです。

ものを所有していることだけでゆたかさが保証される、

そういう価値観の時代は、終わりつつあるのではないかと思っています。

実際に、

思いっきりブランドのロゴが入っているものを持ち歩くことは、

どちらかといえば格好悪いね、という風潮になってきているように。


わたしはファッションもインテリアも大好きだし、お買い物だって好きで、

ものを所有すること自体を否定するわけでは、決してなくて。

ただ、

ものを持つとき、選ぶときにも、

もっとわかりにくい“主観”や“感性”を大切にしてゆくべき時代だと思うのです。

そして、

ものをつくった人の“主観”も感じ取ることができたなら。

枝葉の先に、太い幹や根を感じることができたなら。



日々のなかで花を愛でるこころや美しいとおもうこころ、

心地よさというのは

つまるところ

とても主観的な感覚であって、

ほんとうにゆたかな暮らしというのは

その主観的な感覚のゆたかさに依るものではないかと思います。


わたしはそういう価値観をもって

ひとびとの、日々の暮らしに寄り添ってゆきたい。


ま。

たまには、まじめに。

11月上旬に帰国後は

これまでと変わらずお花のワークショップや装花、コラムの執筆など

東京を主な拠点としてお仕事していこうとおもいますので、

改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。


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