【コペンハーゲン旅行記】あかり図鑑。

コペンハーゲン旅行記にもどります。

北欧インテリアをあつめた老舗ショップ、Illums Bolighus.

広い店内であるにも関わらず、

集められたもの、ひとつひとつのクオリティが非常に高くて

すべて手に取ってみたいとおもわせるものばかり。

デザインの独特なフォルムの美しさや色彩感覚。

パリや日本で見てきた“北欧インテリア”のイメージの断片が

ふわあああっと一気に集結して、

サッカーの試合を観にスタジアムに来たかように熱狂しました。

とりわけ、その発想力、バリエーションの豊かさに感動したのは

照明の数々。

もともと照明がすきなのもあって、

天国！でした！

こちらは日本の住宅と違って天井が高いのも、羨ましい。

閉店時間が迫っていたので、

ちょこっと見るだけのつもりが

どれもこれも気になって、足が止まり止まり。

どうしても“流し見”することができず、

夢中でシャッターを切りました。

アドレナリンが出過ぎて、

鼓動と呼吸のリズムがうまくあっていない。

北欧の（照明だけでなく）インテリア全般がこんなに発達しているのは、

長い長い冬のあいだ、外に出ることもままならない寒さが続いて

おうちで過ごす時間が多かったためだろうといわれています。


必然的とはいえ、

日々の生活空間をより心地よいものにしよう、

より満たされる時間を過ごそうという気持ちのゆとりが

柔らかくも研ぎ澄まされたデザインにも繋がっているのでしょうか。


店員さんや街の人たちも、皆パリに比べるとどこかゆったりしているし

ラテン系のアグレッシブな気さくさとはまた違った、感じの良さがあります。

街全体が、居心地の良い空気に包まれていました。

Instagram: tottocoyuritaro

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