贈り贈られ。




■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

***

フランスでは、今日はメーデー。

そして、

ミュゲ(すずらん)の日でした。

外に出ると

毎年恒例、ミュゲ売りが道で露店を出していました。


先週から脅威を増してきた花粉症に撃墜され

ここ数日、自分が生きているのか死んでいるのかもよく分からん、

なんて大袈裟に思ったりもして。

今日は外出もせず、家事を片付けることに専念していたのですが

お洗濯と買い出しに、

家からスーパーマーケットまでの

ほんのすこしの行き帰りの間にも

すずらんを手に歩く人たちとすれ違い、

彼ら・彼女らは、その花を贈る側なのか贈られる側なのか、わからないけれど

自分ではない誰かの幸せを願う花を交換し合う手は、

なんて喜ばしくて美しいものだろうとおもうと

胸がぎゅっとしました。

わたしも一束、おうちに買って帰りました。


大切なひとに幸福が訪れますように。

神様が人間をつくったのだとしたら

光を散りばめるように、地上に人間を増やしていったのだとしたら。

花を贈る、贈られる、ひとの幸せを願う、願われる、

そんな光景を一瞬ずつでも積み重ねてゆくために、

人間は、つくられたのではないかと

なんとなく、おもいました。


中庭にも、すずらんが咲いています。

庭のお手入れをしているのは私ではないのですが、去年も楽しませてくれました。

ありがとう。

この記事を読んでくださった皆さまにも、

写真をとおしてですが、すずらんの幸せが訪れますように♡


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