スイスと、ちょこっとミラノ旅。その1【チェントバッリ鉄道】


週末は、イタリアとスイスに行ってきました。

いつも通りの弾丸には違いないけれど、久しぶりの国外旅行。

土曜日、仕事を1時間早退させてもらって

オルリー空港からリナーテ空港へ飛び、ミラノ入り。

翌朝、ミラノ中央駅から


イタリア北部の村、Domodossola(ドモドッソラ)へむかいます。

切符を買うにも、語学ができないと一苦労。

職場のイタリア人はフランス語を話せる人が多いので、

てっきりフランス語もまあまあ通じるかなと見込んでいたのですが

ミラノ中央駅でさえ、

フランス語が全く通じない。びっくり。

同時に、途端に心細くなりました。

今だってわたしのフランス語は全然完璧とは言えないけれど、

それでも、言葉がわからないというだけでこんなにどきどきして、

ひとつひとつが不安になるものか。。

英語でなんとかチケットを買って


新幹線みたいなかっこいい車輛にのって、早朝のミラノを出発。


線路がのびてゆくのを見るのがすき。

今はこうして隣を並んでいても、どこかで分かれて、遠いところへ。


朝のみずうみを眺めたり、

ぼうっとしていたら、あっという間にドモドッソラ駅に到着しました。

ここで、今日最初の目玉である鉄道の駅舎へ。


これだー!

駅の標識を理解できるというだけですごく嬉しい気持ちになりました。

スイスのロカルノにゆく、チェントバッリ鉄道です。

ここで、イタリア在住の友人に合流。

一気にほっとして、この後は一から十まで頼りっぱなし…。
本当に感謝です…。

鉄道の車窓からの眺め。


鉄道沿線のホームは全部このようなかんじでした。

当然だけれど、国旗がイタリア!

途中でスイスへと入ってゆきます。 



なにがあるというわけでなく、ただ悠然とそこに山があるというだけで

ものすごく癒される。

緑の葉たちがぱたぱたと動いていて、

ああ、外は風が吹いているんだなあとわかる。


表情豊かな山の景色が流れてゆくのを見ていたら、

2時間以上の往路も、すぐに終点。

ロカルノにあったチェントバッリ鉄道のポスター。

日本語では「百の谷鉄道」とも呼ばれている通り、

こんなふうに、谷のあいだを抜けてきたというわけです。

この後は、ロカルノから車で、ある場所へ。

次回へつづきます。

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