京都滞在の最後は、
二条城へ。
ほとんど撮影は禁止だったのですが
豪華絢爛な欄間や狩野一派の襖絵に
感動しながらも、うっすらとした怯えを感じたり
打って変わって書斎の静けさに気持ちがすっとしたり
大政奉還を発表した大広間は、
想像していたよりも案外狭かったんだな、とか。
絵師がふすまに絵を描いたのは、若干20代前半のころだったと知って驚いたり、
いやはや。
とても楽しかった。
ほとんど庭の葉は落ちていましたが
寒空のした、力強く四肢をのばす梅の木たちに力を貰いました。
空へ向かうエネルギー。
梅をみると思い出すのが
NHKの朝ドラの、梅ちゃん先生。
三兄弟の末っ子で、梅子と名づけられた主人公の堀北真希ちゃんが
わたしは松竹梅の梅…と頬を膨らましているところに
普段は厳しくて怒られてばかりのお父さんが、
「寒い冬に一生懸命花を咲かせて、人々の心を温かくしてくれる
梅は強くて優しい花なんだ」
みたいなお話をしてくれて
じいん。朝ドラってやっぱりいいわあ。
という流れの回があったとおもうんです。確か。
兄弟の中で落ちこぼれだった堀北真希ちゃんもその後、
立派な女医さん(梅ちゃん先生)になるわけです。
松坂桃李くん演ずる幼馴染みと結婚までするわけです。
梅を見るたび、
強くて優しい梅ちゃん、がんばれと撫でてあげたくなる。
日が暮れてきた二条城をあとにして
京都駅へむかい、
阿闍梨餅とお漬け物を買って新幹線に乗り込みました。
車内では森見登美彦のぽんぽこ京都小説を読み、
あっという間に、東京に到着。
家路につこうとすると
そこでタイミングよくS姉さんからご飯のお誘いが。
くるりと踵を返して銀座へ!
スーツケースをずりずりと引きずって、思いがけず、華麗な女子会にお邪魔させていただきました。
ありがとうございました。
楽しい計画も、実現できたらいいな。
「おもしろきことは、よきことかな!」
(森見登美彦『有頂天家族』より)
■Instagram: @maisonlouparis
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