半日京都、その3。唄鳥珈琲、おはこんばんちは。


そろそろお腹の虫が活動しはじめたので

むかったのは


二条城のちかくにある、songbird coffee.


こちらもまた、とてもシンプルなつくり。

カフェの入口が雑貨やアート作品のショップになっていたり、

まんなかのテーブルに、

大きめの植物がにょきっと生えているのがポイントになっています。



寄ってみました。

下調べしていて、このカフェに行こうと決めたのは

実は


このカレーの写真に心奪われたからでした。

なんでしょう。なんでしょう、この魅力。


また寄ってみました。

このとき、頭の中でぱんぱかぱーんとファンファーレが鳴り響いています。

結構なボリュームでしたが、気がつけばペロリ。

いやあ本当、カレーと半熟卵って良いよね、

うどんと卵も良いけれど。

ね。

そう言って、ぽんっと隣の人の肩でも叩きたい。

京都でカレーを食べるなら、ここだ。
(ちなみに東京では半蔵門のプティフ・ア・ラ・カンパーニュの欧風カレーがいちばんすきで
月に2回、多い時は週1で行っていた。)

嗚呼、来て良かったと、自分の決断に酔いしれました。

キーン!

んちゃ!

Dr. SLUMPアラレちゃん!

ここの本棚には漫画や雑誌や書籍がたくさん置いてあって、

そしてそれらが“おしゃれなインテリアとして置いてある”というのではなく

“本当に読んで良い”たぐいのカフェである。

ここの線引きは、ないようで結構、ある。

勿論わたしは、後者のほうがすきだ。


かもがわカフェの珈琲をたのんだら、こんなになみなみ注いでくれました。

ほかにも、六曜社の珈琲など京都ならではのラインナップがそろっていて

時間と身体がゆるすならば飲み比べたかった。

そして鳥山明先生は天才だ。

おはこんばんちは!

という、超・画期的な挨拶が小学校のとき流行ったのを思い出した。

ガミガミガミ!ガミガミったらガミガミ!
もひとつおまけにガミガミガミ!

とか
ドッグ…いやグッド

とか

大人になって読むとまた、

この死ぬほどくだらなくて

ずば抜けてシュールな言語感覚にはまる。

珈琲をすすりながら、

気がついたら一冊完読していた。

京都に来て、半日しかないといっているのに何してるんだっ!とはっとしたけれども

まあ、これほどしあわせを感じる休日もない。


ちょっと離れたところにあるこのソファ席なんかにいたら、

一日あっというまにすぎてしまうのだろうなあ。

このあとは、

目の前の二条城へ。



■Instagram: @maisonlouparis
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