Chara Live "Shut up and Kiss Me" in Zepp tokyo.


MAISON LOU paris
schedule 2018

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■6/10 二子玉川shedさんにてi-mirisiさんとの「ブーケと香り」のコラボWSを開催します。
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※満席いただいております。ありがとうございます。

■6/17-19 イベント出店予定。
詳細は追ってお知らせいたします。

■6/18-7/2 Paris出張

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5月27日。


日頃お世話になっているRAFFINEE les fleurs北浜アトリエ移転のパーティーも行きたかったのですけれど

じつは、前々から楽しみにチケットを予約していたあるイベントがありました。


"Shut up and Kiss me"


12歳の頃からだいすきな、

Charaのライブです♡




学校の帰り、ほぼ毎日のように通っていた近所の図書館のCDコーナーで

何の気無しに手に取ったのが

Charaのアルバム『Junior Sweet』(1997)

やさしい気持ち、ミルクなど

今振り返っても名曲ぞろいの傑作アルバムでした。

それから、ずっと好き。

まだ子どもだった頃は、ライブハウスというところに行くこと自体がどきどきで、

母についてきてもらったりしていました。

歌われている愛だ恋だなんて、なにも知らなかった頃。

せつないという感情も、

文字のうえをなぞるだけだったし

空にうかぶ雲みたいに、

見て知っていても味の分からないものだった頃。

それから気がつけばずっと、彼女の歌声が人生に寄り添っていてくれた。



先日のライブでは、その最初に出会ったアルバムのなかでも

気に入って何度も何度も聴いていた曲、

"Junior Sweet"を聴けてうれしかった♡

「それはとても感じるものだから」

当時からずっと、いつも、今回も、Charaはその歌詞を力強く歌っていました。




そういえば、話はそれますが

フランス映画に出会ったのも、

近所のTSUTAYAで、フランス映画特集をしていたレンタルDVDコーナーで

何の気無しに手に取った

ゴダールの『Alphaville』がかっこよすぎたのがきっかけでした。


図書館とかレンタルビデオ屋さんとか、

今は昔程、足を運ぶ人は少なくなっただろうけれど

探そうと思って見つけるのではない、

偶然の、もしくは運命的なともいえる出会いをくれるから

わたしにとって、宝島みたいな場所でした。



ライブの間は

Charaが曲を作ったときの思い出やきっかけ、

だれを想ってとか、気に入っている部分とか、

ごく近い距離で、語りかけるように話してくれました。

会場には、

カップルや女同士のお客さんはもちろん、

わたしと同じような年代の、ひとりできている女性も結構多くて

沢山の女の人の人生に、

Charaの歌は親密に寄り添ってきたんだろうな、とおもいました。

たとえばすごく個人的な思い出みたいに。



感情をぜんぶ、音楽にこめて歌い上げているすがたを見ていると

失ったり間違えたり、

傷つくことや感情が揺れ動くことを

いつのまにか、わるいことのように考えてしまっていた自分に気がつきました。

人それぞれ、人生それぞれ、あるとおもいますが

みんな大人になるにつれて、傷つかないように

賢くなっていくもの。

でも、

感じることって、心が揺れること。

美しいものだけに触れているんじゃなくて

恐れずたくさん傷ついて、笑って

失って、見つけて

そうやって、歌うように花を束ねていけたらいいな。


50歳のCharaがあんなに若々しくて可愛いのは、

それが秘訣なんじゃないか。

友だちが

「感性を磨くには、失恋したらいい。

傷ついたときって感受性が豊かで、

ほんの小さなものごとにも感動できたりするから」

という話をしていたのを思い出しました。



ほとんど何も撮れていないに等しいけれど、ライブのセット。

フューシャピンクとオレンジのチューリップ(もちろん造花だとはおもいますが)が

天井からダーッと下がっていて

食い入るように見てしまいました。

eden worksさんのお仕事だそう。

照明も、それにあわせてフューシャピンクとオレンジが効果的につかわれていました。



さらにさらに余談ですが

Charaはわたしにとって、「ひらがなの魅力を教えてくれた」歌手でもあります。

小学校で習った、

「習った漢字は漢字で書きましょう」というルールが当たり前だとおもっていた12歳にとって

歌詞カードを見た時の

「ひらがなの多さ」には、大きな衝撃を受けました。

耳で聞く「音」と、視覚的な「文字」の印象と、

言葉の「意味」と

さらに歌手であるChara本人の雰囲気と

すべてがマッチしてつくりあげている世界観に

子どもながらに惹かれたのをおぼえています。

以来、

「わたし」と「私」、

「思う」と「おもう」では、

自分のなかで、全然違う言葉。



人の身体が、食べたものでできているとしたら、

頭の中は、どうだろう。

自分の目の前を通り過ぎていったすべての出会いと

すべての出会わなかったもの。

感じることを大切に。

今を愛する才能を呼び出して。



昔の曲もいいけど、最近の曲も好き♡


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