原宿にあるStyle Hug Galleryさんへいってきました。
厳選された作家ものの器のなか、
店内のあちらこちらに花のしつらいが。
この日、平井かずみさんの「菊を愉しむ会」に参加してきました。
「飾るでも活けるでもなく、しつらえる 」
萌窯さんの染め付けの片口に、唯、三輪。
どうしても菊は仏様のお花、暗くて地味な印象を持ってしまっていましたが、
だからこそ、
どうやってかわいくなるのかな?と興味がわいて参加した今回。
日本人と菊の歴史的な深い関わりや、
重陽の節句を楽しむ提案など
平井さんのお話を伺ったあと、
ギャラリーの尾関さんが、
無知ながらも器に興味津々のわたしに
染め付けや絵付けのことも教えてくださいました。
夕顔さんのお弁当と甘味も、菊によせて。
平井さんを知ったのは、
自由が丘のすてきなカフェ、
cafe ikanikaが きっかけでした。
そのikanikaを拠点に活動していらっしゃるのが平井さんで、
以前カフェに訪れた際、ちょうどお店にいらっしゃって、
とても気さくにお話ししてくださったのでした。
仕事を辞めて平日に時間の余裕ができたので、
こうして気になる人や場所をたずねたり、学んだりすることも容易になりました。
いろいろな角度から花にふれる時間をもつことで、
自分が今後どうしたいか、
やりたいことや好きなものを見つめ直す時間にもなっています。
かねてから考えているテーマはひとつ、
暮らしに詩情を。ということ。
まだまだ、これからたくさんインプットが必要で、
アウトプットの段階ではないけれど、
自分にしか出来ないことを
自分が一番やりたいことを
いつも考えておかなければなとおもいます。
渡仏まで後1ヶ月の短い期間ではありますが、無駄にせず
アンテナを張って、
いちにちいちにち、成長したいものです。