なんだかんだと丁寧な暮らしと御託をならべても
大したことは全然、できていないけれど
ひとつ。
暮らしの中のちいさなこだわりをあげるとすれば
お気に入りのパン屋さんでパンを買うこと。
半蔵門のシェ・カザマで山型の食パンを買う。
21時の閉店間際にいくと、オーナーの風間さんが
「いつもありがとう」とオマケをくれたりすることもあって、
小さな芽みたいなものが、育まれている感覚も嬉しい。
天然酵母のパンは、ただバターを乗せて焼くだけで、
朝の目覚めをおもいっきり幸せにしてくれる。
スタンダードだけど、ほかのパン屋さんのパンとは、どこか違う。
それに挽きたてのコーヒーがあれば、もう
一日を楽しむ準備は万端だ。