Musee Zadkine.


MAISON LOU paris
schedule 2019

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パリには美術館が街中、そこかしこにあって

まだまだ行ったことのないところがたくさんあります。


前回の滞在中に初めて訪れたのは

ザッキン美術館(Musee Zadkine)。

リュクサンブール公園の近くにあり、

よく通うフローリストRosebud fleuristesからも、

公園をお散歩がてら突っ切って抜ければ

歩いて15分ぐらいのところにあります。




前日、yumisaitoparisレッスンで束ねた、ダリアのブーケを携えて。

葉ものをぐっとおさえて作った透け感のあるブーケ、

今回も学び多く、楽しかったなあ。


ザッキン美術館はしばらく改装中だったようですが、

9月末にまたオープンしたとのことで、

行ってみました。


企画展のテーマは、< LE REVEUR DE LA FORET>

森の夢想者、とか、森の夢遊病者、というようにも

解釈できそうなタイトル。


何処かから、森の生物たちの住処の音(これも作品のひとつ)も、聞こえてきます。


不思議な森の中を歩いていき、

どれも面白く、一つ一つ立ち止まってじっくり鑑賞しては、

想像力を膨らませて。


一際心惹かれたのは、


Jean Arpの彫刻です。

実は、Jean Arpのアトリエ兼ミュージアム、Foundation Jean Arpは

ずっと行ってみたいリストに名前がありながらも

少しパリ市内から遠かったり

開館日が木・金・土の14時からと、限られていることもあり

二の足を踏み、未だに行けずにいた場所でした。





その作品にここで会えたことに驚きと、

同時に、Foundation Jean Arpの情報を見つけた時に芽生えた

「なんとなく良さそう」という直感は正しくて

実際に見てみると、強く心に惹かれる作品たちでした。

次は必ず行かなくちゃ。




ザッキン美術館には、彫刻が佇む小さな庭もあり

穏やかで良い空間でした。



その日は雨が降ったり止んだりのお天気だったから、

とくに静かで、

雨水が庭木や彫刻の表面から

ゆっくり滴り落ちるのなんかを見ながら。


帰りも、雨を避けながら早足で

リュクサンブール公園を通って。


この写真を撮った時は、

あんまり上手く撮れなかったなあ、と思ったのだけれど

こうして遠く東京で、家の中で見返してみると

しっとりと、少し寒い秋の公園の空気がまたぴたりと肌に戻ってくるようで

ダリアの花弁のしなやかさが鮮やかに指先に感じられるようで。

今頃のパリは、どんなでしょう。

しばし、思いを馳せる午後です。


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