Instagramを通して。


MAISON LOU paris
schedule 2019

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■2/21-3/11 Paris出張

■3/29-31 Open Atelier(pop-up shop & flower lesson)
詳細はこちら


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先日、 Instagramのアカウントを新しくもう一つ作りました。


@_lili_loulou

こちらでは、MAISON LOU parisの本アカウント( @maisonlouparis)とは違った

日常風景をコラージュしていければと思っております。

大変ゆるゆるとやっておりますが、

もしよろしければこちらもフォローしていただけたらと思います。



ついでに、なのですが

MAISON LOU parisとして、


Instagramの使い方についても今一度、考えてみたのですけれども

私は、「綺麗な花の写真」を発信するツール、という風には捉えていません。


MAISON LOU parisは常々、

「花とともにある詩情豊かな暮らし」をコンセプトにしています。



私がRosebudでの研修を皮切りとするパリ花留学を通して、

またパリで暮らして、働いて、人と触れ合って体感したフランスのエスプリで

もっとも心に響き、共感したこと。

彼らが人生において大切にしているものの一つである、

poésie(詩情).


日本語で詩情とか、ポエジーとかいうと、

ちょっと青臭いような捉え方をしてしまいがちですが

それは、詩そのものだけを指すのではなくて、

その人の感性だったり、世界観だったり。



私が自分の仕事をとおして伝えてゆきたいと思っているのは、

「美しい花」だけではなくて、

花をとおして、

そこにある儚さや強さ、光と陰、大胆さと繊細さ、

そんな「花の美しさを見出す感性」こそが、

とても大切だとおもっています。


そしてそれは、自分の生きる世界をどう見つめるか、という

日々の暮らしへのまなざしでもあります。



フランスの人たちは日頃、文句もすごく多いけれど、

La vie est belle.人生は美しい、と口にします。

もちろん誰にだって、

美しいとは到底言えない日だってつまらない日だってあるけれども、

La vie est belle. というのはすなわち、

世界を見つめるまなざしのことだとおもいます。


また、彼らのart de vivre(アール・ド・ヴィーヴル)

=日常生活における美、暮らしの芸術という価値観とも、

それは密接につながっているように感じるのです。


日常風景を、ゆたかな瞳をもって見つめること。


もしかしたら、おこがましいことなのかもしれませんけれども

私は、自分の感性を養いながら

そういう価値観を、

色々な花仕事を通じて、そして写真だけで表現するInstagramにおいても、

そっと提案していけたらいいなとおもっています。


MAISON LOU parisは今までも、もしかするとこの先も、

こういうやり方しかできない不器用な人間ですけれども

それでも最近は、

私の伝える力が未熟であっても、

言葉にならないような部分までも

そしてInstagramの写真だけをとおしてでも

深く受け止めてくださる方が、少しずつですが増えてきたように感じていて、

本当に、幸せで、ありがたいことだとおもっています。


個人的には、楽な人生じゃなくて、楽しい人生を送りたい。


そして、出会った全ての方々の人生も、願わくば、

たのしく豊かなものであってほしいとおもいます。



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どうもありがとうございます。

■Instagram: @maisonlouparis