Musee YVES SAINT LAURENT Paris.


MAISON LOU paris
schedule 2018

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■4/18〜5/1 PARIS出張

■5/9~15 京都髙島屋にてpop up shopを開催します。
■5/18~20 千駄ヶ谷にてオープンアトリエを開催します。



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Musee YVES SAINT LAURENT Paris(イヴ・サンローラン美術館)にいってきました。





イヴ・サンローランのポートレート。


グリーンのベルベット張りの椅子が並んでいる部屋には

これまでの


“流行は過ぎ去るが、スタイルは永遠。”

彼の言葉です。


イヴ・サンローランが発表した

“サファリ”や“Smoking”のスタイル。

なかでも


わたしは、このスタイルが大好き。



上のデザイン画は、下の写真の真ん中のルックが着ているお洋服。


1962年、このコートの形も、YSLらしい。

愛用しているYSLのヴィンテージのロングコートも、

このデザインだ!と気がついて

嬉しいきもちになりました。

媚びないけれど、シルエットが美しくて

言葉なくとも伝わるエレガンスを感じるお洋服たちです。


ビジューや刺繍の手作業には

どれだけの時間が費やされたのでしょう。



世界各地からインスパイアを受けていたそう。


ソワレのドレスコーナー。

ドレスって、夢があって、本当にすき。


特に好きな3ルック。

ベルベットや刺繍、細身のロングシルエットがすきなのかな。

長袖もすき。


この、前上がりのモーニングのようなシルエットもすき。


ミニなら潔く、1920年代っぽい、こういうのがいいな。


ハートのかたちを模したビジュー♡


イヴ・サンローランのアトリエを再現したお部屋。

ここも、とても興味深くて沢山写真を撮ってしまいました。

彼のクリエイションは、どんな空間で、どんな風に生み出されていたのだろう。


沢山の、生地やりぼんや、がらくたのようなビジューたち。




断捨離、ミニマムであることが流行しているけれども、

溢れかえった抽き出しや夥しい本の量を見て

やっぱり、人生の果実は寄り道と無駄によって育つんだと思わざるを得ない。



ピカソをオマージュしたコレクションも展開していたけれど、

マティスの画集からもインスピレーションを得ていたみたい。

ほかにも、日本の写真集や画集なんかもありました。


長年のパートナーだったベルジュ氏との絆もショートフィルムで描かれ、

不安で複雑で狂気すれすれのところでクリエイションをしていたという

イヴにとって、いかに彼が大きな支えであったかがわかります。


アーティストとは、モンスターだ、

というベルジュ氏の言葉がありましたが

若くしてDiorのデザイナーに就任して以来、

限りなく重いプレッシャーに追いかけ回されながら

生み出し続けることの苦悩の片鱗が垣間見えるようで

凡人にはなかなか、想像もつかないものです。。


舞台衣装のデザインも、数多く展示されていました。



さぞかし華やかな舞台だっただろうな。


彼(もしくは彼ら)が多くのインスピレーションと人生の楽しみを見出した土地、

マラケシュにも

もう一軒のMuseeがあるそう。

いつか訪れてみたい。


“エレガンスは、内なるもの。”

そんな言葉も残しているイヴ・サンローラン。

ちいさいながらも

彼の、真のエレガンスを堪能できる美術館でした。


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どうもありがとうございます。

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