AOYAMA balade.


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■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします。

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表参道ヒルズで開催されている

エルメスの手しごと展へ行ってきました。

評判が良い展示会なだけに、

とにかく人がすごくて、入る前に引き返そうかとさえ思いましたが

今週末までの開催なので、意を決して。


エルメスのアトリエで働いている職人さんたちがいて

部門ごとに、実際の手仕事を見せてくれます。

混雑で、とてもじゃないけれども全てを見て回ることが出来る感じではありませんでしたが

配布されたパンフレットの説明が詳しく、

普段は見えない、わたしの知らない職人の世界への誘いは

読み応えのあるものでした。


馬具をつくる職人さん。
個人的に、この「美しい鞍をつくる」という仕事は無性に惹かれるものがありました。


顕微鏡を使いながら
隙間なく埋め込まれたダイアモンドの指輪をつくる、
ジュエリーの石留めをする職人さん
(カメラ目線)


カレ(スカーフ)の縁をかがる職人さん。

スカーフの端っこを、くるりと巻き込み縫ってゆく“巻き縫い”というテクニックで

スカーフの表面に糸の縫い目や結び目も見せません。

MAISON LOU parisで

ヴィンテージのスカーフをよく扱うようになって、

わたし自身も自分の目で見て気がついたのですが、

エルメスと、ほかのメゾンブランドとでは

この端っこの縫製の繊細さが違うんです。

(もちろん、お値段もだいぶ違うんですが…)

いくら昔のものであるといっても、時代を問わず、エルメスの培ってきたものを窺い知れるディテールです。


パンフレットにあった前書きが、興味深いものだったので

少し長いですけれども引用します。

“エルメスの「ものづくり」に不可欠なもの。
それは時間、素材、道具、才能、感性、知性、そして熟練した手。

すべての「仕上げ」の裏側には、
起点となるべきものがあります。
卓越した技の裏側には、長い年月にわたる鍛錬があり、たゆまぬ努力があります。
寸分の狂いもない所作の裏側にはふさわしい道具があり、
その道具には歴史があり、独自の名前を持っています。
どのようなささやかなディテールにも、その裏側には、
注意深いまなざしを持ち、完璧な仕事への誇りを抱くひとりの人間の存在があります。”



この大きな裁ちバサミがあるところは、

手袋職人さん。


わたしも切らせてもらいました。


細く切った革(まっすぐにすいすい切るのはなかなか難しい!)で

手袋のサイズも測ってくれました。

わたしのサイズは6.5だそうなので、どなたか、よろしくお願いします。



MAISON KITSUNEの2017 A/W展示会にお邪魔したとき、

デザイナーのMasayaさんが話題にしていた“豆腐ショコラ”が気になっていたので


青山のカフェキツネにもいってきました。

来月、Palais Royalのカフェキツネにいくのも楽しみです。


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