感じのよさについて考えたり、ヴァンドーム広場でアマリリスを植え替えたり。


今日の研修は、

いつものように水あげから、ではなく、

配達に同行することになりました。



一件めは、

TV番組の司会者で、サッカーチームのオーナーでもあるという著名人のお宅へ

おおきなサパンをお届けに。

ご本人と奥様が出迎えてくださったのですが、

とても感じがよくて優しくて

シリルにも、明らかに下っ端のわたしにも

敬意をもって接してくれていることが、空気で伝わってきて。

著名人=威丈高な対応を覚悟していったのに、びっくり。

カフェまですすめられてしまいました。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

ぽわんと頭に浮かんできました。

そして、おうちには美人さんのねこが3匹も!

シリルが奥様とお話ししているあいだ、

じっとねこと見つめあっていたら

旦那様に

「ねこが好きなの?3匹いるよ」

と声をかけていただきました。

センスの良いおうちで、

ふかふかのファーのラグは、いくらフランスとはいえ、

つい土足で歩くのがためらわれて、 はじっこを歩きました。
(貧乏性)

蝶の標本が並んだ額や油絵が、

無造作にソファーに置かれていたのもおしゃれでした。

短い時間でしたが、

年を重ねてこそこんな空気を纏う人になりたいと思えるような

柔和さ、謙虚さ、滲み出る知性に触れたひとときでした。


その次は、

定期装花先である、宝石店のdinh vanへ。

ヴァンドーム広場で突然カミオンを止めたシリルさん、

「これからここで作業をするよ」とウインクしてきました。

カミオンのドアをあけて、

ふたりで アマリリスの鉢をガラスの器に寄せ植えし、

赤い枝ものを挿しました。

ヴァンドーム広場のど真ん中でせっせと土いじりをしているなんて、

面白すぎて、 笑えてきました。

シリルも笑ってました。

その鉢を、何食わぬ顔で

ヴァンドームとシャンゼリゼのdinh vanへお届けしたあと、

わたしはRosebudへ、

シリルさんはおうちへと帰ってゆきました。



***

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