サンシャワー 東南アジアの現代美術展。


MAISON LOU paris
schedule 2017

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■9/19〜10/12はパリです。

■10/25~29、千駄ヶ谷にてMAISON LOU paris 秋のオープンアトリエを開催します。
■11/17〜21、千駄ヶ谷にてジュエリー作家sasakihitomiさんとの二人展と
クリスマスリースのワークショップを開催予定です。

※BORGO DELLE TOVAGLIEのアイテムご購入希望の方、お手数ですが、
サービエットはこちら
ハンドタオル・ゲストタオルはこちらから、
在庫をご確認いただけますと幸いです。


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久しぶりの、麻布の川上庵。


ここで待ち合わせたら


やっぱり、くるみかけせいろそば。

この日は、パリで出会ったSayakaちゃんにお誘いいただいて

六本木ヒルズの森美術館へ、“サンシャワー 東南アジアの現代美術展”にいってきました。

国立新美術館でも同時開催しているのだけど、

この日は森美術館の方だけ。


高速道路の音が、このパイプをつたって、振動させているというもの。



日々、日々、人々が積み上げてきた生活。

その騒音や温度まで感じる。


ここで出会った作品たちは、


めまぐるしく変化する社会や政治と密接に関わっているものが多い。


絵画のように見えますが、近づいてみると実はコラージュ。


どこか禍々しさや、急激に呑み込まれようとする恐怖などを感じます。

アジアのアーティストたちの作品は、

その目の前に立つと

このひとは“表現せざるを得ない”のだという気がする。

それほどまでに高まる切迫感や、彼らの直面している現実の混沌、彼らのリアリティに肉薄するかんじがします。

そうして会場を歩いていて生まれる感情、

“アートって、なんだ?”

この問いに応ずるかのような、


「アートより友だち」

swap marketと題して、

「ここにある本や雑誌を一冊持っていって良い、
その代わりに同等だとおもうものを置いていって下さい」

という通貨をもたない物々交換の試みもありました。

なんだか理由は分からないけれど、

それはすごく、心打たれるものでした。


大きなクッションにもたれて観たフィルム。


歴史的背景により、

「この地域に通底する普遍性は存在しません」と書かれた説明書きが頭をぐるぐるめぐる。




彼らの信じる(もしくは彼らとともに生きる)精霊たちと、

いま彼らが突入している社会とは、

折り合いがつくものなのだろうか。


どうやって?


“メタファーは通用しない?”

さっき観たフィルムのなかの、印象的だったせりふ。




鋳型にもぐってみたら、仏陀のなかだった。


「水に濡れたボール紙」


最後の展示では、


カラフルな風鈴の音が耳をつんざいて、私たちにも警鐘を鳴らしていました。

とにかくとにかく、エネルギーを感じて、

思いをいつもよりも遠くや深く、いろんなところに巡らせることができて、面白かった。

10月末ごろまでの展示です。


19日夜からはパリにいってきます。

沢山の本物に触れてきたいとおもっています。

Instagram( @maisonlouparis)でも、パリの様子をちょこちょこ更新していく予定ですので、

よかったらご覧になって下さいね。


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どうもありがとうございます。

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