MAISON LOU paris
schedule 2018
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※BORGO DELLE TOVAGLIEのアイテムご購入希望の方、お手数ですが、
サービエットはこちら・
ハンドタオル・ゲストタオルはこちらから、
在庫をご確認いただけますと幸いです。
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金継。
最近はとっても身近なものになりました。
さる日曜日、横浜のヨリフネさんへ。
12月に個展装花をさせていただいた名残がそこかしこに、綺麗に活かされていて
嬉しくなります。
こちらで金継のワークショップが開催されていたので、
割れてしまった器をおのおのが持ち寄り、参加してきました。
講師は、村上春樹ファンならその名を知らない人はいないであろう
6次元の、ナカムラクニオさん。
金継の本まで出されていたとは知りませんでした。多才。
わたしが持っていったのは
Astier de Villatteのマグカップ。
パリで使っていたものなのですが、
落としたわけでもぶつけたわけでもなく、
洗い物をしていたら
繊細すぎる取っ手がぽきっと、折れてしまったのです。
(なんて、相当怪力っぽいですが・・・
けして、力をかけたつもりはないんだけど・・・)
金継して使いたくて、ゴソゴソと日本に持って帰ってきていたもの。
そしてもうひとつは、赤坂蚤の市でもディスプレイとして活躍してくれた、
アンティークの燭台。
じつは、実家のものを「あっ、これ使える!」と勝手に持ち出した挙げ句に
移動の際に割ってしまった・・・
という、恐ろしい不良娘ぶり。
“うつわの金継WS”の趣旨からはずれているのですが、ダメもとで相談してみたら
「金継10年やってるけど、燭台やるのは初めてだよ」と言いながら、
興味津々で承けて下さったナカムラさんの優しさに感謝です。
この日は、本漆をつかったものではなく、自分でも材料を揃えられる簡易金継をならいました。
まずはパテで割れや欠けを埋めます。
ちなみに、燭台はかなり繊細で薄かったので、補強のために分厚くしましたが、
本当はできるだけ薄く薄くします。
パテはすぐに乾くので、そこに金を塗ります。
金といっても、調合によって色々なトーンを出せることを知りました。
わたしはシルバーもすこし混ぜて、プラチナのような色にしていただいて、
強すぎず、質感に馴染むようにしました。
細く細く、小筆を置くようにして金を継いだら、
細いリングのようで
もっとかわいくなりました。
燭台も、見事に金継できました。
(ナカムラクニオさんのtwitterに、燭台や装花の写真を載せてくださいました)
御蔭様で、
「前より良くなったでしょう!」と、堂々と実家に持ち帰りました!
もちろん、できることならば割りたくはないですが、
たとえ割れてしまっても、なおすことで新しい景色がうまれてもっと愛おしくなったり
大切に使い続けたいとおもう気持ちが強くなったり。
それに、“大事すぎて、割れるのが怖くてなかなか使えない”というジレンマもなく、
以前よりも、もっと仲良く、じょうずにうつわとお付き合いしていけそう。
ナカムラさんの、『金継ぎ手帖-はじめてのつくろい』という本に詳しく載っているそうです。
ワークショップ後は、
文章講座も開講しているナカムラさんとゆっくりお話できる貴重な機会も。
文章をつくるのにシュルレアリスムの手法をつかっていたり、
お話していて、とっても楽しかったです!
ちなみに会話の中で
「野望は?」と聞かれたのですが
改めて、
わたしの野望。
一歩一歩、ひとつひとつのお仕事を積み重ねていった先に、
いつか本を出したいです。
明日はレギュラーレッスン、
明後日・明々後日は日本橋髙島屋さんでのワークショップ。
お越し下さるかたに、
お花を通して
きもちがほっこりしたり、明るくなったり。
幸せな時間を過ごしていただけるようにしたいとおもいます。
お会いできますこと、楽しみにしております!
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金継。
最近はとっても身近なものになりました。
さる日曜日、横浜のヨリフネさんへ。
12月に個展装花をさせていただいた名残がそこかしこに、綺麗に活かされていて
嬉しくなります。
こちらで金継のワークショップが開催されていたので、
割れてしまった器をおのおのが持ち寄り、参加してきました。
講師は、村上春樹ファンならその名を知らない人はいないであろう
6次元の、ナカムラクニオさん。
金継の本まで出されていたとは知りませんでした。多才。
わたしが持っていったのは
Astier de Villatteのマグカップ。
パリで使っていたものなのですが、
落としたわけでもぶつけたわけでもなく、
洗い物をしていたら
繊細すぎる取っ手がぽきっと、折れてしまったのです。
(なんて、相当怪力っぽいですが・・・
けして、力をかけたつもりはないんだけど・・・)
金継して使いたくて、ゴソゴソと日本に持って帰ってきていたもの。
そしてもうひとつは、赤坂蚤の市でもディスプレイとして活躍してくれた、
アンティークの燭台。
じつは、実家のものを「あっ、これ使える!」と勝手に持ち出した挙げ句に
移動の際に割ってしまった・・・
という、恐ろしい不良娘ぶり。
“うつわの金継WS”の趣旨からはずれているのですが、ダメもとで相談してみたら
「金継10年やってるけど、燭台やるのは初めてだよ」と言いながら、
興味津々で承けて下さったナカムラさんの優しさに感謝です。
この日は、本漆をつかったものではなく、自分でも材料を揃えられる簡易金継をならいました。
まずはパテで割れや欠けを埋めます。
ちなみに、燭台はかなり繊細で薄かったので、補強のために分厚くしましたが、
本当はできるだけ薄く薄くします。
パテはすぐに乾くので、そこに金を塗ります。
金といっても、調合によって色々なトーンを出せることを知りました。
わたしはシルバーもすこし混ぜて、プラチナのような色にしていただいて、
強すぎず、質感に馴染むようにしました。
細く細く、小筆を置くようにして金を継いだら、
細いリングのようで
もっとかわいくなりました。
燭台も、見事に金継できました。
(ナカムラクニオさんのtwitterに、燭台や装花の写真を載せてくださいました)
御蔭様で、
「前より良くなったでしょう!」と、堂々と実家に持ち帰りました!
もちろん、できることならば割りたくはないですが、
たとえ割れてしまっても、なおすことで新しい景色がうまれてもっと愛おしくなったり
大切に使い続けたいとおもう気持ちが強くなったり。
それに、“大事すぎて、割れるのが怖くてなかなか使えない”というジレンマもなく、
以前よりも、もっと仲良く、じょうずにうつわとお付き合いしていけそう。
ナカムラさんの、『金継ぎ手帖-はじめてのつくろい』という本に詳しく載っているそうです。
ワークショップ後は、
文章講座も開講しているナカムラさんとゆっくりお話できる貴重な機会も。
文章をつくるのにシュルレアリスムの手法をつかっていたり、
お話していて、とっても楽しかったです!
ちなみに会話の中で
「野望は?」と聞かれたのですが
改めて、
わたしの野望。
一歩一歩、ひとつひとつのお仕事を積み重ねていった先に、
いつか本を出したいです。
明日はレギュラーレッスン、
明後日・明々後日は日本橋髙島屋さんでのワークショップ。
お越し下さるかたに、
お花を通して
きもちがほっこりしたり、明るくなったり。
幸せな時間を過ごしていただけるようにしたいとおもいます。
お会いできますこと、楽しみにしております!
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