藤の花に会いにゆく週末旅。その4(Turenne)



素敵なシャンブルドットを出て


(オーナーのPascalさんが振る舞ってくれたウィスキー。
ほんとに強くて、ちょこっと舐めただけなのにお腹が痛くなりました…。)

個人タクシーでTurenneまで。

すぐ隣村のはずなのに、うねうね山道で遠い。

車がないと生きていけない社会なのだなあ。

タクシーも、普段は

離れた町にしかない病院へ行くとき(救急車代わり…!)などでしか使われないそうです。



雨もやんで、Turenneに到着しました。

頂上のお城を目指して、歩きます。


不思議なドア。


頼んでもいないのにカメラがエフェクトをかけてくれるようになりました。

一旦、iPhone選手に交代。


振り返り振り返り、

坂道を歩いてゆきます。


ここでも藤が本当に綺麗でした。

いくつかの急な坂をのぼりきると、そびえ立つTurenne城。


お城のなかをのぼってゆくと、てっぺんにはまた庭が。

ラピュタみたい。


そこから見渡す、Turenneの景色。




こんな石の隙間で生き生きとのびている多肉植物。



坂の麓まで引き返し、村で唯一あいていたカフェで暖をとったら

この旅も、さよならの時間。

またタクシーでTurenneの駅まで降りてゆき

また4時間半かけてParisへ。

雨と寒さにかなり体力を蝕まれながらも

ぼんやりと思考は旅をつづけ

記憶のなかの、いろいろな場所をめぐりました。


旅に出ると

あたたかくて、とても安全な寝床の体温をおもう。

でも、旅がすき。

知っている場所も、知らない場所もすきだ。

ページを紡いでいくのがすきだ。


自分の本当にすきなことを知って、それに人生を費やす、というのは

一度きりの

そして限りある、わたしたちの時間のなかで

とても基本的だけど忘れてしまいがちな原則だなあとおもう。



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