思いがけずお勉強。


どの季節だって、白は好き。
春には、白いシャツワンピースを着たい。
夏にはコットンのTシャツを。

確定申告の相談をしに区民センターに行ってみたら、

なんと、早々に受付を締め切られていました。

嘘でしょ。なめとった。

でも、せっかくバスに乗って来たのにそのままくるりと踵を返して

ただ家に帰るのは悔しくて。

区民図書館へ行きました。

学校帰りに、この図書館に通っていた中高生のころを思い出します。

特に雨の日、暗くなった夜、

バス停で待つ間にもわくわくしながら

通学かばんから本を取り出して、読んでいた自分が

瞼の裏に焼き付いている。

傘で手が塞がってしまって、本を読むにはややこしいんだけど

なんとかバランスを取って読んでいる自分のすがた。

星新一のショートショートをよく借りて読んだし

タイトルだけで直感で選び、色々な作家の本を読んだ。

村上春樹の小説のなかで初めて読んだのは、ここで借りた『スプートニクの恋人』。

それにしても

あらためて、図書館ってすごいですよね。

無料で、どんな本だって読み放題で、

借りて帰っておうちで読むことだってできるんだもの。

普段、本といったらイコール小説かエッセイか詩集で

本屋さんへ行っても純文学の書棚へ直行してしまうのだけれども

お料理の本(!)、うつわの本、

経営学の本、女性の身体についての本…

“今日返却された本”のコーナーを見ていたら、

いつもは興味を向けないそういった本も目に入ってきて、

ふむふむと手に取って、ふと抱え込んだ本を数えたら、13冊。

読書コーナーのベンチに座って半日読みふけっていました。

本当は、はじめは大テーブルの椅子に座っていたのだけれど

周りがみんな高校生で、揃いも揃ってテスト勉強を一生懸命やっていたので

なんとなく、もじもじしてしまって。

お腹がぐうとか鳴ってしまったら、邪魔になってしまいやしないかとひやひやして

ちょっと端っこのベンチに逃げたというわけです。

もちろん読み切れなくて、大量に借りて帰ってきて。

読みながら大事だなと思ったことを手帳にメモしています。

今の時代はインターネットで望む情報をなんでも得られる世の中だけれど

きちんと体系だって書かれた本を一冊読むと、

単に情報の切れ端を得るのとは理解の深さも全然違うし

自分の興味のあることを勉強するのは面白い。

当たり前だけど、世の中、知らないことだらけです。

でも読書で夜更かししすぎて、明日寝坊しないようにしなきゃ。

明日は絶対、早起きして開館前に並ぶぞ。

***

現在、ブログのランキングで5位になっております…!!
ぽちりとクリックしていただけたら嬉しいです。
↓↓
にほんブログ村 花・園芸ブログ フラワーアレンジ教室・販売へ
どうもありがとうございます。

■3月12日(土)恵比寿のkusakanmuriさんにてイベントを開催いたします。


■2名様以上で出張WSも承っております。お気軽にご相談くださいませ。
(東京都以外の場合、交通費を別途いただいております。)

■Instagram: @maisonlouparis
こちらも日々更新しています。