プラハ・ウィーン旅、その4。

MAISON LOU paris
schedule 2019

 ・・・

■11/9 CASA FLINE×MAISON LOU paris
クリスマスリースのWSを開催いたします
詳細はこちら

■11/29.30.12/1 クリスマススペシャルレッスンを開催いたします
詳細はこちら


***

ウィーン2日目の朝は、週末に重なっていたので


マルシェへ。


マルシェで季節のお花をうるスタンドが出ているのは、

パリと同じ。

近所の人たちが、自宅用にお花を選び、買っていくのをみるのも楽しいものです。


そして、ウィーンのマルシェでよく見られたのは

野菜やフルーツを売るスタンドでも、一緒にブーケやリースを売っているところ。

畑の近くで咲いていたのを切ってきたのかしら。


こちらの花のスタンドでも、

手前の緑色の大きなカートンに入って売られているのはりんご。

坊やがじいっと見つめていました。


蚤の市の玉石混交感も、パリと似たものを感じます。


フランス語や英語の古いものはよく目にしているけれど、

書いてあるのがドイツ語なだけで、

なんだか御伽噺に出てくる不思議なお道具のように感じられてしまう。


マルシェの中に点在する、食堂のようなところ。

地元の人は皆さん、恰幅がよく、昼間から美味しそうにビールを飲んでいらっしゃいました。。

そのマルシェからほど近いところで見つけたのは、




ユーゲントシュティール建築・・・覚えられませんが、

いわゆる「世紀末建築」。

オットー・ワーグナーによる、華やかなタイルのマジョリカハウスと
メダイヨンハウス。


こちらはセセッシオン。

いずれも街中に突如として現れるので、

唐突感が否めませんが

細部まで美しい月桂樹の透彫のドームは、近くで見ても遠くで見ても、

ため息もの。



1860年に建てられた宮殿のカフェ、カフェ・チェントラルへ。


ここで有名なザッハトルテをいただきました。

私には甘すぎて、完食するだけで精一杯でしたけれども
(3口目ぐらいまではとても美味しく感じられたのですが)


ラッキーなことに、

このシシィの肖像画前のソファ席に掛けることができ


天井のアーチや宮殿建築の隅々まで眺めながら、

ここに集ったという文学者やフロイト、クリムトなどに

思いを馳せる優雅なひと時でした。

カフェから文化や芸術が生み出されていった時代、

一度覗いてみたい。



そして夕食はやはり


ビール。

黒ビールや、黒と白のハーフ&ハーフなんていうのもありました。

プラハからの流れで、私は既にビールはお腹いっぱいで

シードルをいただきましたが

慣れた手つきでつぎつぎとサーバーから注がれ、

各テーブルへ運ばれていくビールは、やっぱり、日本で見るよりも美味しそうに見えました。


で、肉。


生肉。


塊肉。

やっぱりここも、肉&ビールが中心の国。

食べ物が人を作るというぐらいだから

そりゃあ体格だって、考え方だって、

自分の生まれ育った食文化によって、それぞれ違って当然だなあ、と思ったのでした。



最終日の朝は、ホテルの目の前の公園をお散歩。

この花時計も、

両親が10年前に来て、写真を撮ったという場所。

もう一度、同じポーズで両親と、家族の写真を撮りました。

旅の思い出が重なっていくというのは、なんだか素敵なもの。

両親にはいつまでも元気で、仲良くいてもらいたいです。


旅をして、知ること。

世界には自分の知らないたくさんの美しいものや文化があること。

ここではないどこか、があることや

そこへ足を運び、感じ、体験することでだけ得られるものがあること、

世界は広く、美しく、自分の物差しだけでは到底測れなくて

だからこそ、見に行くのだということ。

そして、

大切な人と、時間を、美しい景色を、美味しいものを、

ときにはトラブルを、分かち合うこと。

また家族旅行に行ける日が楽しみです。



***
ブログのランキングで15位になっております。

クリックして応援していただけましたら嬉しいです!
↓↓
にほんブログ村 花・園芸ブログ フラワーアレンジ教室・販売へ

どうもありがとうございます。

■Instagram: @maisonlouparis