奇跡であふれて足りないや。



最近、東京メトロのCMで

米津玄師さんというアーティストを知りました。


彼は作詞作曲と、このMVの“絵”も手がけているのです。

動画時代が生んだ新しいかたちの「音楽」。

この世界観が、とくに

詞がすきで

肌レベルというより細胞レベルでリアリティーを感じる。




言葉にすると嘘くさくなって
形にするとあやふやになって
丁度のものはひとつもなくて
不甲斐ないや

あなたへと渡す手紙のため
いろいろと思い出した
どれだって美しいけれども
一つも書くことなどないんだ

愛してるよ、ビビ 明日になれば
バイバイしなくちゃいけない僕だ
灰になりそうなまどろむ街を
あなたと共に置いていくのさ

言葉を吐いて
体に触れて
それでも何も言えない僕だ
愛してるよ、ビビ
さよならだけが僕らの愛だ

“vivi”より