今年も、クリスマスレッスンが無事に終了いたしました。
「冬のパリのグレイッシュな空や街並みを想起させるシックなリース」
というのは、最初にパリでクリスマスリースをご注文いただいて作った時から
ずっと変わらないテーマ。
でも、毎年毎年、「今年はどんなリースかしら」と楽しみに来てくださる皆さまに応えたくて
少しずつ、変化をつけています。
今年は、CHANELのmademoiselle privé展で見た
「CHANELが大切にしている５つの色」に影響を受けて、
リースはベージュ、スワッグはホワイト＆ブラックをテーマカラーにしました。
彩度を抑えたグレイッシュなブルーアイスを土台に、
桐の枝やゴールデングレビレア、イタドリで、動きをつけて。
今季はファッションやインテリアでも、ブラウン系がトレンドカラーになっていたので
お洋服などの気分にも合うように、
今年らしさも少し、味わっていただけたら。
ひば系が苦手という方には、
ユーカリベースで作るリースをご用意しました。
ホワイト＆ブラックをテーマカラーにしたスワッグ。
私にとって、パリから帰国して初めてのレッスンがリースレッスンだったのですが
それからずっとずっと、通い続けてくださっている方々もいらして
皆さま同士で、
去年のリースはああでしたよね、とか、
一昨年のリースのオーナメントを取っておいています、とか、
写真を見せあったりして、
そんなお話をできることが、
本当にありがたく、嬉しく、幸せなことだなと思います。
このクリスマスレッスンは、わたしにとっても特別なレッスン。
いつも思うことではあるけれど、
今までお越しくださった皆さま、応援してくださった皆さまへの感謝の気持ちと、
皆さまの幸せを願う気持ちとでいっぱいになります。
ふかふかのリースやスワッグに、
幸せをお祈りする気持ちを込めて。
そして、今年のオーナメントは、
フィンランドのクリスマスショップで心に残ったオーナメントをイメージして
皆さまご自身に作っていただきました。
クリアなボールオーナメントの中に、
ゴールド、ブロンズ、ホワイトの３色の繊細な葉っぱをそっと閉じ込めて。
後から好きなものを入れて、アレンジしても楽しいかもしれません。
ショップの方では、クリスマスにぴったりの、
キャンドルをたくさん並べました。
フランスから買い付けてきたもの、台湾のキャンドル作家によるもの、
色々と楽しんでいただけましたでしょうか。
ぜひ、冬の夜は
キャンドルの灯りをともしてゆったりと過ごす時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。
BORGOの新色たちも、冬のおうち時間をより彩ってくれますし
フランスのオーナメントも数量限定で、販売いたしました。
もちろん、お隣の喫茶のお菓子をいただくのも忘れず・・・
蜜柑のチーズケーキや
栗のシュークリームで、
休憩時間、別次元の幸せに包まれておりました。
最近、レッスンにお越しくださるお客様も
お花のレッスンの前後に喫茶に寄っていかれたり
焼き菓子をお土産に買って帰っていかれる方が多く
お花とお菓子を楽しむ、素敵な週末になっていますように。
３日間お越しくださった皆さま、
どうもありがとうございました。
どうぞ良いクリスマスをお迎えくださいませ。
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