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2017年4月29日土曜日

ピヴォワンヌのブーケレッスン。



■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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先日は、ブーケレッスンを開催いたしました。

当日の朝、ランジスで仕入れ。


いまが旬の、芍薬のリクエストをいただいていたので、

真っ先に芍薬をめがけてゆきました!


その日のランジス、仲卸さんの一角。


今まで、スーツケースを持っていっていて

おーい!vacanceにいくのかい?と声をかけられまくったりしていましたが

最近は、枝ものを買う予定のないときは、主に

MAISON PLISSONのジュート素材のマルシェバッグが活躍しています。

一般的にマルシェバッグというと、

MONOPRIXのエコバッグを持ち歩く姿が想像されますが

美しくないし、意外と花を持ち運ぶには小さい。

でも、MAISON PLISSONのマルシェバッグは、

(この例えがわかりやすいかどうかは不明ですが、)


ざっと芍薬80本ぐらいは、ゆうに入ります。

MONOPRIXのものよりも、すこし横幅が長いのがポイント。

このすこしの差が、大事なのです。

そして、デザインもよい。丈夫。言うことなしです。


レッスン時にも、

すっごく便利なので買いに行ったほうが良いですよ!と

生徒さんたちに熱を入れておすすめしてしまいました。

フローリストでなくてもおすすめです。

オープンアトリエにも仕入れていこうかしら。


皆さまブーケははじめてとのことでしたが、

グリーンもたっぷり使って、

ゆったりとしたブーケを組んでいただけました。

芍薬が開いてくるので、どんどん変わるブーケの表情も愛でていただけたらとおもいます。




後で伺った話には、

皆さまレッスン後に花瓶を買い求めに旅立たれたとのことで

これがきっかけで、おうちにお花を飾る暮らしがより身近になったなら

こんなに嬉しいことはありません。

Y様、ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました♡


わたしも、自宅用に買って飾りました。

今もPCで作業しながら癒されています。


そういえば、

最近は有難いことにリピーターの方やご紹介を通してのご依頼のみでのレッスン開催になっておりましたが

オープンに受け付けておりますので、改めてちょっぴりご案内を。

パリでは、基本的に出張レッスンのかたちです。

ちいさなお子さんがいらっしゃる方でも、ご自宅で開催できるので安心してご参加いただけます。

プライベートレッスンなので、ご予算やお日にちもご相談のうえ、決められます。

3名様以上で開催しておりますので、

もしご興味のある方は

info@maisonlouparis.com

までご連絡くださいませ。



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2017年4月28日金曜日

L'enclos de Ninon.




■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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とある日、

Yumiさんから「今日なにしてる?」とお誘いいただいて


いつもの87番のバスに乗り、

気持ちのよい光のなか
(でも花粉症で目が痒くなってしまうので基本的に一日中サングラス)


Rue Cardinal-Lemoineにあるサロン・ド・テ、

L'enclos de Ninonに連れて行っていただきました!

こちらは人気ブログのJuliettaさんでも紹介されていたり

Yumiさんもお気に入りで、

一度行ってみたいとおもっていたお店。



ケーキの中では、苺のショートケーキがいちばん好き。

ただ、フランスではfraisier(フレジエ)が相当するようなのだけれど、

どうも私の好きなショートケーキではなくて、あまあまなことが多いです。

yumiさんに言ったら、日本とは違って、

バタークリームをつかっていることが多いからなのではないかとのこと。

でも、yumiさんもお墨付きの、

このお店のフレジエであればと期待を持って。

パリで一番と名高いタルト・オ・シトロンも見るからに美味しそうだし

それからそれから

これもパリではなかなか見かけないチーズケーキも気になって、

決められない・・・。


セバスチャンさんは、

Juliettaさんのブログによると芥川龍之介や谷崎潤一郎なんかも読んでいるのだとか。

話が逸れますが、

メトロでたまに、村上春樹の小説を読んでいるフランス人をみると、

頭の中覗いてみたい…とおもってしまう。

昔、大学で『海辺のカフカ』をひたすらフランス語に訳していく、

という授業があったのですが

ただの仏和訳の作文ではなく、

日本語としての美しさを異なる言語に流し込む作業、

純文学を翻訳することの難しさをよく覚えています。

そして、

母国語の文で感じるニュアンス、景色みたいなものを

まったく同じ繊細さで感じさせることのできる外国語訳というのは

果たしてどのぐらい存在するんだろうか…と思ったのも。

もちろん、たとえ日本人同士であっても、人によって解釈はそれぞれで、

それでこそ文学といったらおしまいですが。

でも、「春の熊くらい好きだよ」は、日本人よりよっぽどフランス人のほうが言えちゃいそうな台詞ではあります。


話が脱線してしまいましたが。

ケーキを注文するyumiさん。

フレジエと、タルト・オ・シトロンと、チーズケーキ…。

結局気になったケーキを3つとも注文してしまいました!

「君たち何人?」と笑われつつ。


なんというハッピーなテーブル♡

うつわの感じや内装もすてきで、沢山のパリジェンヌたちで賑わっていました。

食べ比べて、

まずフレジエの軽やかさとフレッシュさに感動!

タルト・オ・シトロンは絶品で

フランスのシトロンならではの、酸味だけでない豊かな甘みが活きている、

というのはyumiさんの解説。さすがです。

チーズケーキも、普段はベリーのソースがかかっているのは好きではないのですが

このチーズケーキには、ソースがよく合っていて

シンプルに見えてとてもよくバランスの考えられた、美味しいケーキでした。


いつも公私ともに(むしろ私が多め)お世話になっています。

ごちそうさまでした。


地元の人たちからは“ニノ”と呼ばれて愛されていると言うこのカフェ、

わたしからもおすすめです♡

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2017年4月24日月曜日

左岸のBOOT CAFE.




■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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マレのmerciやACNE STUDIOSの近くにある、

大人気のBOOT CAFEの2店舗目が

Saint-Germain界隈、

しかも個人的には嬉しい、Odeonからすぐ近くの

rue des grands augustinsにできました。


以前ワークショップに参加くださったYさまから、

また今回もお願いします♡とご依頼をいただいて

先日、打ち合わせも兼ねて、朝カフェに。


Yさまはカフェめぐりの達人でもあって、

私はいつも、instagramで見るパリのカフェの風景(と、かわいい姉妹)を楽しみにしているのです。


サンジェルマンらしく落ち着いていて、

広くて、天井の高いきもちのよい空間です。

マレの、宝箱みたいなあのスタンドの感じも好きだけれど、

こちらはもっとゆったりしたかんじ。




お花が欠かさず飾ってあることや、

珈琲だけでなく、フードもおいしいのはどちらの店舗も同じで、うれしい。



Yさまと意外な共通の知人がいたことがわかったり、

楽しい時間を過ごさせていただきました。

どうもありがとうございました♡



朝はのんびり寝ていたいけれど、

仕入れの日は一日の長さが倍に感じるように
(まあそれは単純に起きている時間が長いからその通り)

朝の時間を有意義に使えると、

良いスタートダッシュをきれて

晴れ晴れとした気持ちで一日を過ごせますね。

みなさま、今週も、よい一週間を!

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2017年4月23日日曜日

Cafe KITSUNE.



■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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よくブログを読んでくださっている方から見ると、

また行ってる、という感じかもしれませんが

パリに来たら、パレ・ロワイヤルのCafe Kitsuneには必ずゆきます。


Namiさんにも会って、パワーをもらいました♡



気持ちのよい季節は、テラスで。


また別の日には、

朝のチュイルリー公園での撮影がさくっと終わったので

立ち寄ってお茶を。


カプチーノを零してしまったのですが、なんかそれも綺麗だなあと汚れたカップにカメラを向け

でもレザーの良い感じが伝わらない・・・と言っていたら、

写真のプロ、アーティストのMana Kikutaちゃんから

太陽の光を入れて、テクスチャーを出すといいんじゃない、とアドヴァイスが。


おおっ!と違いに感動するも、

「うん、でも何が撮りたいのかわかりづらいね!」とあっさりばっさり。



そんな素敵な彼女とは、留学中にシャルル・ド・ゴール空港で出会って以来の仲ですが

(彼女が放つ凛とした、独特の佇まいに惹かれて
人見知りの私がつい自分から声をかけた、多分人生で最初で最後の女の子です。)

前回の滞在から、一緒に撮影をしています。

時間をかけて撮りためていく予定で、

かたちになったら皆さまにお知らせさせていただきますね。

それまで撮ったものをお見せできないのがもどかしいですが、

その代わりといってはなんですが

7月に、日本で彼女がキュレーションするエクスポジションが行われるそうなので

そちらにも是非、皆さま足を運んでみてください。

またこちらでもお知らせいたします。

キツネさんにも、また行こうっと。


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2017年4月22日土曜日

お腹は空かせて、期待は満タンでいきたいレストラン。



■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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パリで外すことの出来ないレストラン、

Le Sot l'Y LaisseさんでYumi先生とランチをいただいてきました。


前菜のアスパラさん。

サラダは瑞々しくて卵はとろとろでベーコンはかりかりで。

ブーケのなかで、

テクスチャーの違う花材がそれぞれの個性・役割を上手に活かすことでうまれる効果って、

置き換えるとこういうことだなあ、

と思ったりもしました。


オニオンの白いスープは、

びっくりするぐらい美味しかった!

Yumi先生曰く“丼一杯いけちゃう”。

絵画みたいなお皿の景色もすきです。


どっちも食べたい私たちは、

前菜もメインもデザートも、違うものを選んで味見しあいっこ。


メインには、ポークを。

絶妙な火加減で、フランスに来て肉を食べるということの幸せをかみしめました。

もう一品のサーモンも、やっぱりおいしかった。


依然としてお酒には弱くて、

さらに花粉症気味なので顔だけでなく目まで赤くなってしまう悲劇(周りの人にとって)が待っているとは分かっていても、

やっぱりおいしいものを食べるときには絶対、おいしいワインをちょっとでも飲みたくて。

ワインボトルの形の違いとその理由も教えてくれた

期間限定のソムリエール、Yumiちゃんのサービスには、

異業種ながらも、その立ち居振る舞いなどのお仕事ぶりに惚れ惚れするほどで

私も頑張ろうと思わせてくれました。


最後はクレームブリュレで、ご機嫌も最高に。

心のこもった美味しいものを食べると、身体だけじゃなく、心が元気になる。

美しくて、人の心を動かしたり

人生を豊かにするものを真摯につくるという点で

料理も花も、似たところのあるお仕事かもしれません。

“楽”では決してありませんが、

とても、楽しい仕事。


ソリレスの皆さま、どうもありがとうございました!


ゆっくり楽しませていただいたランチのあとは

春らしい色合いに、ウィンドウもますます華やぐマレをパトロール。

トレンチコートが大好きなので、今の気温もちょうど良いのだけれど

アウター無しで、軽やかなシャツやワンピースを纏って街を歩ける季節も待ち遠しい。


そして、ここ。

ヴァンドーム広場、ホテル・リッツへ。


こういう場所に身を置き慣れることも、大切だとおもう一方で

たまに来るからこそ、背筋がピンとして、新鮮な肌触りを感じられてたのしい。

非日常と日常、どちらのドアにも出入りできる余裕とうつわを

身に付けられたらといいなとおもいます。


借りてきた猫感が、ちょっと。

このソファのブルー、好き。


こちらのバー・ヘミングウェイで、アペリティフを。

文豪からその名前をとり、

ヘミングウェイにまつわるものが並ぶ隠れ家のような落ち着いたバーで

心ゆくまで、これからのお話をたくさん。

カクテルを飲みながら

ゆったりと濃い時間を過ごしました。

気がつけば、10時間ほどご一緒していたこの日。

とても充実した休日でした。

どうもありがとうございました♡


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2017年4月20日木曜日

パリで撮影。


■5月17日〜21日、春のオープンアトリエを開催いたします

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今回のパリ滞在では、

インプットだけでなく、シューティング(撮影)経験を重ねてかたちにしたいという想いがあり、

早速今日は、一本目の撮影をしてきました。


ちゃっかり自分たちもカフェをしつつ

でも、良い写真が撮れました。


次回のために、撮影小物も調達してきました。


bague: Harumi Hatta


ちらり、今日感じたこと。

「パリよりも日本のほうが、やりたいことを実現しやすい」

そう思っていたけれど。

確かに、パリでは

日本にいたら当たり前に享受できるものが手に入らない、

可能なことができない、

ハードルはそこら中にあります。

ややこしいことだらけです。

日本で、多くの人の支えの御蔭で

このような自由な形態をとりながらも

大好きなお仕事だけで生活させていただいていることを、

改めて有難く感じます。

(撮影したカフェのマダムはすっごく気さくなのに、
カメラを向けるとシャイで可愛い)


でも、パリには、簡単ではないけれども

可能性があって(夢がある、とは違う)

手を伸ばした者にしか届かないけれども、確かに可能性はあって。

この街を美しいと感じるたび、

自分の根幹にじんじんとくるものがある。

烏滸がましい勘違いかもしれないけれど

わたしは自分にしか出来ないもの・ことをかたちづくってゆきたいし

そしてそれは、息するように自然に

この街と繋がっているのだと感じたのでした。


ものごとを考える時は、情報収集も必要だけれど

自分の心にはシンプルになろう。

そして一歩一歩、着実に。


やりたいことがあるのだから

人生は最高にたのしいもの。


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