話題のエリアSouth Pigalleを小探検する。

最近、一番熱いといわれているのは

マレ地区でもBOHO地区でもなく

South Pigalleらしい。

そんな噂がちらりほらり聞こえてはいたものの、

やっぱりわたしは3区10区11区付近ばかりを練り歩いていたのですが

どうやら、カフェも最近、このエリアが“いい感じ”らしい。

というわけで

Pigalle駅に降り立って、

Cafe Marletteへ。

このしゃびーな壁にはグリーンが映える。

このカフェの特長は、オリジナルのお菓子キットが売っているところ。

壁一面に並んでいるのがそれ。

フォンダンショコラやフィナンシェなど、色々な種類がありました。

日本だと、無印良品で出ていたあれ。
あれがぐいっとおしゃれに傾いた感じです。

そういうことならばと、試しにいちぢくとアプリコットのケーキを注文しました。

美味しかった♡

多分、グルテンフリーなのだろうなあ。

（Instagramで、床のタイルと靴を写真に収めるハッシュタグ

#ihavethisthingwithtiles

が流行っているらしいと聞いて挑戦してみました。

わたしのはもう、本当に適当の限りだけれども、結構美しい写真が多くておすすめ。）

ちなみに珈琲はカフェクチュームで、

紅茶はKUSMI TEAを扱っていて。

何から何まで、全部今どきのはしりをいっているなあという感じ。

内装はあたたかみがあって、

飲み物も食べ物も美味しいし、

接客の感じも良くて、

来ているお客さんもおしゃれ。

Wi-Fiももちろんあって、

ソファはちょっぴり狭いけれど、ゆっくりできて。

最近めぐったなかでは結構お気に入りで、

言うことなしですが、10年後まで残るカフェなのかどうかはわからない。

そんなカフェばかり増えているのは、東京もパリも同じなのかな。

かかっていた音楽がABBAだったのがちょっと楽しかった。

つぎは、Placeをはさんですぐ近くにある

KB cafeshopへ。

こちらは珈琲はオリジナル。より珈琲にこだわったカフェです。

２軒目だったので、

LONG BLACK(いわゆるカフェ・アロンジェ。アメリカン。)を頼んでみました。

わたしはクチュームの珈琲のほうが好きかな。

ここでもしばし、目の前の移動式メリーゴーランドを眺めながら考え事。

帰国後の計画を。

ノートは繰り返し愛用しているMONOKAKI

シャープペンシルは大学の購買部で売っていたもの

ポーチは前日にお友達からいただいたもの

（ありがとう♡♡♡）

パリの初めて訪れた場所で、点として存在している自分でも

机に広げたものを見て、

ストーリーを紡いでいることを知る。

さらにそのすぐ近くには

最近オープンした

Maison Kitsuneも。

心地よい音楽にのりつつ

うっかりお買い物をしたって良いかもしれない。

そのお向かいにはAesopなんかもあるので

美味しい珈琲や音楽のおかげで

うっかり気分が高揚していたりなんかしたら

またまたうっかり買ってしまったりなんかもするかもしれない

という、危険な立地。

最近ほかにもカフェは幾つか行っているのですが、

次から次へと書くことが詰まっていて先送りになっております。

やっぱりカフェのアドレスブックを作るしかない、これは。

と

勝手に思っている次第です。

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今週の花しごと。 vol.19

今週のLe Sot l'Y Laisseさんでの装花は

ウェディングパーティーがあったため、白とグリーンにしてみました。

苔が美しいPrunierの枝。

ランジスから担いできた甲斐がありました。

テーブル装花も、白のカラーをメインにしました。


最近は週に3日もソリレスさんでごはんをいただくこともあって

ほぼほぼ、全メニューを制覇しているのですが

いつも同じ写真を載せるのも…とカメラを漁っていると

そういえば、これは初めてでした。

セップ茸のロワイヤル。

こちらは何度も食べているピジョン（鳩）。

苦手な方もいるそうなのですが、私はピジョンが大好きでして。。

このsauce salmis（血のソース）がまたとっても美味しいのです。

まさかパリに来た当初は、

こんなにフランスの食文化のゆたかさに触れることが出来るだなんて

思ってもみなかったこと。

このレストランのお蔭で、

フランスをもっと知ることができました。

先日、月1回食べにきたいレストランか、年1回食べにきたいレストランかという話をして

どちらの需要もあって、どちらも存在意義があって

でも、わたしは年1回食べにきたいレストランの味で、

月1回食べにきたい雰囲気のレストランに出会えたなあとおもっています。

まあ、月1回どころじゃないんですけれども。

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ノエルのリースづくり出張レッスン。

今日は、2回目の出張レッスンでした。

MAISON LOU parisではお約束。

お揃いのタブリエをまとって。

前回出張レッスンさせていただいた際、

有難いことに、その場でリピートのご依頼をいただいての開催となった今回。

内容は、ノエルのリースをリクエストいただきました。

シックでエレガントなお二人の印象を思いながら考えたリース。

ユーカリとモス、細いコケボクや黒い実もの、ハートカズラ。

そしてパリの市場で買い付けたオーナメントは

4種類ご用意したなかから2種類、

お好きなものを選んでいただきました。

同じ花材でも、

ユーカリの使い方、苔の配分、選ぶオーナメントに配置などなど、

ひとつひとつにその方の個性が表れていて

それぞれがとても素敵。

垂らしたハートカズラがポイントになっています。

みなさま、和やかなムードながらも集中して真剣につくってくださいました。

レッスン後にはお茶とお菓子もいただき、Kさまお手製の美味しいどらやきも！！

楽しい時間をどうもありがとうございました♡


さてさて、

来月東京に帰国することもあり、

出張レッスンについて、改めてちょっぴりご案内です。


【MAISON LOU paris　出張レッスン】


♡ご自宅等に出張してレッスンを開催する、プライベートレッスンを承っております。
（2名様以上で開催）

ちいさなお子様がいらっしゃったり、
ご都合の良い日時にご自宅でレッスンを受けたい、
お友達同士で受けたいという方におすすめです。


♡レッスン内容はこちらからご提案させていただいておりますが、
ほかにもご相談に応じて承っております。

♡東京では、2015年11月9日〜翌年3月ごろのあいだ、
ご都合の良い日時にて開催可能です。
※パリでは来年4月に出張レッスンを承ります。

ご希望の方はinfo@maisonlouparis.comまでお気軽にご連絡くださいませ。


有難いことに、
帰国までの短い間に続々とご依頼いただきまして
明後日も出張レッスン、日曜日はキッズワークショップです！

帰国後、東京での開催のご依頼も少しずつ、いただいております♡


花とともに、心ゆたかな楽しい時間を過ごせるよう

精一杯がんばって準備してまいりますね。

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とらとか、きつねとか。

とある水曜日のお昼。

素敵なSお姉さまにお誘いいただいて

ありささんと一緒に、

虎屋さんで山菜おこわランチをご馳走になってしまいました。

なんちゃって和食が横行しているパリ、

それを甘んじて受けいれておりましたが

本物の和食、やさしい味に久しぶりに出会えました。

なにを大袈裟な、とひかれそうな

でもきっと、パリ在住日本人には、わかってもらえそうな。

卵焼きとか椎茸とかの、ひとつひとつが嬉しいのです。

食後には、和菓子も。

選べなくて困ってしまったけれど、

わたしは白餡が好きなので、左下の栗を模したような練り切りをいただきました。

お抹茶も。

うれしいな。うれしい。しみじみ。

Sお姉さま、本当にどうもありがとうございました。

サンノトーレ通りをふわふわと散策し、

世界中のメゾンのウィンドウを眺めながら。

Astier de Villatteでは、何度訪れても欲しい器が新しく出てきて

日本人の女性スタッフの方も、

本当にいつ来ても丁寧で、やさしい対応をしてくださって。

そうなるとますます、欲しい器も増えて行ってしまって。

その後、わたしは無性にパレ・ロワイヤルへ行きたくなり

お姉さまもお連れしました。

なんだろうなあ。

この回廊、最初に来たときにはそこまで心に響かなかったのに、

今はとっても好きなのだ。

回廊の中にある、キツネのカフェへ。

ここでも、とても素敵な店員さんのマダムに出会って

すこし、お話をして。

憧れる女性がひとり、また増えました。

べつに、パリに居るからというわけではないかもしれない。

日本に居ても、自分が出会おうとしていなかっただけかもしれないけれど

色んな生き方で輝いている女性が

パリには沢山居て、

多分、この街では

誰を真似するでもなく

誰と比べるでもなく

自分の人生を歩くことが

日本よりもずっと、シンプルにできるとおもう。

不安ばかりを与える“普通”に焦らされることなく

自分の生きたいように、生きられるとおもう。

（然は然り乍ら、自分探しにパリに来る、というのは

決して私はお勧めしません、念のため。）

ここでも、お姉さまにとらやさんのお菓子をお裾分けしていただきながら、

カフェをゆっくり飲みました。

黄葉の美しい庭園。

カフェのテラスは、恋人たちのRDV場所にもなっていたようで

ひとりでカフェを飲んでいた男性あるいは女性のもとへ

次々に、待ち合わせ相手が現れては

すっと席を立ち、木立の中を寄り添い歩いて行くそのシルエットが

まるで音楽のようで

静謐で、ポエティックで、

やっぱりこの街は美しい

とおもいました。

ずっと黒いパンプスが欲しくて探していることを伝えたところ、

Sお姉さまにsergio rossiをおすすめしていただき、ブティックへも連れて行っていただきました。

残念ながら足の形が合わないので購入には至りませんでしたが

美しい靴たちと、店員さんのホスピタリティに心癒されました。

（その翌日、お気に入りのヴィンテージショップで出会って、

一足のパンプスを買うことができました。

Sさん、どうもありがとうございました。）

楽しい午後でした。

そしてその翌日の夜は、

メゾンキツネの17枚目のアルバム（こちらで試聴可能です）の
リリースパーティーが

話題のホテルLes Bainsで行われるとのことで、

行ってみました。

到着した頃には既に長蛇の列が出来ていて、

帰ろうかな…とおもったのですが

これもまた、なんとも有難い御縁のお蔭で

幸運なことに、別入口から会場に入れていただけました。

クラブスペースへつながる階段。

目が眩みそう。

なんと地下の一画にはプールが。
（以前あったというLes bains（お風呂）の名残かな？）

昔、クロエ・セヴィニーが出ていた Party Monsterみたいな名前の映画に出てきそう。

あのクロエ、かわいかった。

ただ、やっぱりわたしはああいう場所からはすぐに逃げ出したくなってしまうし

暗い人混みも苦手で

すぐに会場を後にしてしまいました。

ホテルのコンシェルジュさんには、

まだライヴは始まっていないよ！もう少しゆっくりしていきなよ！と言っていただいたのだけれど

曖昧に笑って、手を振って。


人とねこだけじゃなく

虎とかキツネとか、

パリにはおもしろい生き物が溢れている。

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ロワイヤル・モンソーでブランチを。

ティファニーで朝食を、

ならぬ

Le Royal Monceau Raffle's hotelでブランチを。

前からずっと気になっていた、

ピエール・エルメ監修の朝食。

土曜日のブランチにお誘いいただき、

由美先生にご馳走になってしまいました。

どれもこれもが美しくて

なにから手をつけて良いのやら。

全部取り皿に乗っけてしまいたくなるけれど

ここはなんと６回目！の常連客である由美先生の指南が入り

ふたりでちょっとずつ、半分こしながら多くの種類を食べるコツを伝授。

このガスパチョと、トリュフのフワフワと、サーモンが特に美味しくて
おかわりしたかった！

なんと、こちらのブランチでは、

エルメのスイーツが食べ放題です！！

狂喜乱舞。

これはわたくし、
絶対に食べたいと思っていたイスパハンのクロワッサン様でございます。

しかしながら

あんこだいすき、和菓子大好きですが

おそらくは顔が丸いせいで

スイーツ大好き女子だと思われがちですが

実は

そこまで甘いものが得意ではなく

食べ続けているうちに


一旦ぴたりと箸が止まりました。
（正確にはもちろん、フォークが。）

こんなに美味しいのに、どうしても進まない。

なんという悔しさ。

その隣で、すいすいと平らげた上に

颯爽とおかわりのお皿を取りに立つ由美先生。

「まだ10年は経験が足りないなっ」と楽しげに仰っていました…。

心なしか、後光が…。

グラタンやお肉、お魚を挟んでようやく食べ終えましたが

今思うことは

全部ひとつずつ、時間をかけて食べ直したい。

美味しかったなあ。

あ、そういえば、パンプルムースのフレッシュジュースも

つぶつぶぎっしりで、とっても美味しかった。


そしてロワイヤル・モンソーといえば

この階段。

溜息が漏れてしまう。

というわけで

珠玉の女優ポートレイト、撮れました。

選べないので二枚とも載せておきます。

エントランスにはアーティストの作品が。

前回、Rosebud×Bonpointの母の日キッズアトリエで来たときには

ローランギャロスの季節だったこともあって、

おっきなテニスボールを模したものが飾ってあったなあ…。

PALACE

その冠をもつ、ホテル。

たまにお茶をしにきたりして、

こういう空気というか、気品、みたいなものに触れておきたいなとおもう。

由美先生、連れてきてくださり、

本当にどうもありがとうございました。

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