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2015年4月30日木曜日

藤の花に会いにゆく週末旅。その1(Paris - Collonge La Rouge)


パリから週末旅行にいってきました。

3月の初めには、ミモザを見たくて南仏へ飛びましたが

今度は、藤の花を見に

Collonge La RougeとTurenneという村へ。

また旅行記にお付き合いいただけましたらうれしいです。


Gare d'AusterlitzからIntercitesに乗って、Brive La Gaillardまで

4時間15分。


なかなかの長旅です。

お昼ごはんもおやつもしっかり用意してゆきました。

おやつに持っていった、

“Finger”というフランスの子どもたちが大好きというチョコを取り出したところ

隣の席の可愛い男の子が、あまりにも

じっ

と凝視してくるもので

Tu veux?(いる?)

と箱を差し出したら

うんうん!!とものすごい勢いで二度頷き、

merci!と言いながらさっと手を伸ばしてきました。

大いに癒されました。


お昼ごはんには

どうしても、スーパーで売っていたサンドウィッチは美味しくなさそうで

血迷ったあげく

アジアンのお惣菜屋さんで

ボブンと生春巻きを買ってゆきました。

バカンス中の家族連れが楽しくお菓子やサンドウィッチをつまんでいる中

車内でひたすらボブンを食べる28歳。

わたしです。お箸は持参。


Briveに到着したら、

2両編成のチューブのような形をしたちいさな列車に乗り換えて

そこからさらに15分ほどで、Turenneに到着。

駅には、その晩宿泊予定のシャンブルドットのオーナー、

Brigitteさんが車で迎えにきてくれます。



・・・のはずでしたが。



早速ハプニング。


なにせTurenneの駅がこんな感じだったもので
(帰りに撮影)

どこまでが駅で、どこからが線路なのか。

列車が止まったものの、ドアも開かず。

ドアの外は、ただ、石と草がもさもさ生えているだけ。

止まったけど、ホームはここじゃないよね。

停車位置を間違えたかなにかで、

もうちょっと進むとホームがあるのかな。

そう思っていたら案の定

列車が動き出しました。



そして



加速しだしました。




あ。

ダメだ。




しっかりドアの前に立っていたにもかかわらず乗り過ごすという

悲しすぎる痛恨のミス。

でも、こんなときにも動じない度胸だけは身に付いてきていて

すぐにBrigitteさんに電話して状況を説明したところ
(フランスでは、日本に比べて
車内での通話がマナー違反という認識は非常に薄いのですが、
ともあれ緊急事態ということでお許しを。)

「道理で、駅で待ってたけど一人しか降りてこなかったわ〜!
心配しないで!次の駅に向かうから、次で降りて待っていてね!」

と優しいお言葉!ありがたや!

そして次の駅につく前に、車掌さんに

「電車の降り方がわからないんですけど」

と、堂々と幼稚園児並みの質問をして

ドア横の壁についている緑のボタンを押してドアを開けることを学びます。

手動だったか。

人生、毎日が学びなり…。

言われてみれば当たり前におもうのですが、

ボタンのあるところにはちょうどスーツケースを持った女の子がどんと立っていて、

見えなかったのです!

そもそも、あの草のもしゃもしゃしていたところが本当にホームだったとは。

まあ、ただの言い訳ですけれども…。

ドアの前で降りる気満々で立っていたのに乗り過ごした28歳。

わたしです。

その後

「次の駅で降りるの?観光客?ここで降りるなんて珍しいね!」

と車掌さんに質問攻めにあいました。

「いや仰る通り、次の駅に用はないですよ。」

と言いたいところでしたが

前の駅までの切符しか持っていないこともあり

乗り過ごしたとも言えず

曖昧に、あーとかうーとか言っておりました。


次の駅は、Turenneよりもちょっとは駅らしく、駅舎がありましたが

無人駅で

商店はおろか、なんにもなくて

暗雲だけがものすごい存在感を放っていました。

しかし、



お目当ての藤をここで既に発見!

そして待つこと十分ほどで

Brigitteさんが笑顔で手を振りながら現れました。

ボタンを押すのを知らなかったという説明をしたら大ウケで

何度も喜んでくれました…。

何はともあれ、Brigitteさんの車でようやく

Collonge La Rougeのシャンブルドットへ!

つづく。


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2015年4月29日水曜日

アパルトマン、ねこ付き。


おうちに帰ってきたら

中庭に、ねこ発見!

オーナーの飼い猫が遊んでいたので

ねこーと呼んで手招きしてみたら

タターッとお部屋に入ってきました。



絨毯がお気に召したよう。


ベッドの下に潜ろうとするねこ。

怖かったのか、すぐに飛び出してきました。


すっかりリラックスねこ。


ウィンクねこ。



好きなだけ寛いで、

てててっとオーナーさんのおうちへ帰ってゆきました。

このお部屋、ねこ付きの物件だったとは。

ほくほく。

また遊びにきてくれるかな。


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2015年4月28日火曜日

Le Sot l'Y Laisse.


またもやLe Sot l'Y Laisseにお邪魔してまいりました。

ここはわたしにとって、

『大切な人を連れてきたいレストラン』。

おいしいものが大好きな、Ayakaちゃんと。

ふたつずつ頼んで、半分こしたので沢山楽しめました。


まぐろのタタキ。まぐろが見えないぐらい、

たっぷりよそわれているのは

料理人やグルメの間では人気の方の野菜で
(Ayakaちゃんはご存知でした。さすが。)

“葉っぱなのに味が濃い!”

という新しい感動。


絶対にお願いする、ソリレスのフリカッセ。

わたしの家族も大好きな一品です。

ほっとする。


(↑横着してお皿が上下逆のまま写真を撮りました…。)

どきどきだったピジョン(鳩)も、

鶏肉も白アスパラも

やっぱり全部美味しかったです!


シュー・ア・ラ・クレーム♡

黒ごまのブラマンジェもいただいたのだけれど、

写真におさめるのを忘れてしまいました。


毎回のことながら、

美味しいごはんとあたたかいおもてなしに

Ayakaちゃんとのお話もますます弾みました!


土井原シェフともマダムの暁子さんとも

お店の皆さんともお話できた楽しい食後。

いつも勉強になるお話をいろいろ伺うのですが

食も花も、共通するところが沢山あるなと感じます。

身に余るような嬉しいお声掛けもいただいてしまいました!



そして、

実はこの日がお引越し当日で

越してきて気がついたのですが

わたしの新居は、ソリレスから徒歩3分。

ますますご近所さんになったので、

今度はひとりでランチにも伺いたいです。


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2015年4月25日土曜日

突然ですが、


お引っ越ししました!

もともとは月末いっぱいの予定だったのですが、

予定がぱたぱたと変わり、

昨日、新しいおうちに越してきてしまいました。

日当りの良い、広いお部屋も

天窓もテラスも

窓から見ていたこの景色も

ひとつひとつ、素敵な調度品たちも


よくスープや野菜をお裾分けしてくれて、

いつも可愛がってくれたおばあちゃんとも


天使のようなお孫ちゃんたちとも

お別れ。


パリに着いてから

助けられ、心温まる出来事が沢山ありました。

早く完全な一人暮らしをしたいとおもっていたけれど

いざとなると、寂しいな。


半年間、どうもありがとう。


新しいおうちは、

前に比べればこじんまりとしていて

天窓ももちろんないけれど

目の前が公園で

緑があってほっとするし、静かだし



ねこがいます!

何より

やっと始まった一人暮らし。

まだ荷物を運び入れたばかりですが

(前のおうちから徒歩10分のところなので、

スーツケースを四往復、徒歩で引っ越しました。腰が痛い。)

これから住みやすくしていくのが楽しみです。

借り物なので、大々的なDIYはできないけれど…。

お店で働いていても、

自分のお部屋をどんな風にしたら可愛くできるかしらと

ついつい妄想に走ってしまいます。

たのしい。

春、新生活!!


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2015年4月24日金曜日

駆け足コペンハーゲン。


成田からパリへ帰る際、

コペンハーゲンでの乗継待ちが4時間ほどあったので

えいっと市街へ出てみました!

事前にあまりきちんと調べておらず、

自宅から成田空港までの電車の中で初めて調べる、という適当さでしたが

コペンハーゲン空港ではなぜかLINEはつながるのにSafariが動かないという事態になり

家族のLINEにSOSを送ったところ、

我が弟が、お手軽に見所をおさえられるルートを

わかりやすく画像付きで送ってくれました。

日本時間の真夜中に、こんな姉ですまない。

持つべきものは優しく賢い弟なり。なむなむ。

よって、

すべて弟のおすすめしてくれた通りのルートで、

コペンハーゲンを駆け足観光。

空港内で、50ユーロだけ現地の通貨であるクローネに替えて、

一旦出国手続きを経て、


空港を出ます。

スカンジナビア航空の乗り入れるターミナル3の真下には

国鉄が乗り入れていて、便利。

しかもたったの3駅、13分でコペンハーゲン中央駅まで到着します。

そうは言っても、北欧の言語は全くちんぷんかんぷんで

券売機で困っていたところ

空港の方が助けてくれました。

運賃は36DKK(クローネ)です。

ホームを間違えそうになり、

この列車は中央駅へ行きますか?と英語で聞いたら

これはスウェーデン行きだよ、と言われてびびる。危なかった。


フランスのSNCFに比べるとかなり快適な列車で、

あっという間に中央駅のホームに到着。


地下にあるホームから、地上へのぼると


天井が高くて、シャンデリアが吊るされています。

さすが、空港だけでなく、駅もやっぱりお洒落…。


おもいっきりムッシュが横切りましたが、ステンドグラスも。

ここからは、弟のガイドにそって。


駅を出て目の前が、有名なチボリ公園。

エンターテイメントパークのようです。

そしてチボリ公園を右手に

歩いてゆくと、見えるのが


市庁舎。

さほど大きくもなく。

そこから長い歩行者天国(竹下通りやセンター街のようなところ)を歩き

ガイドブックによればお買い物天国だそうですが、

割とティーンエイジャー向けなカジュアルウェアや、お土産屋さんが多く

これもやはり“竹下通り”な感じです。



レゴの国なだけに、レゴショップは大きくて充実していました!


おしゃれな女の子も多かった。

彼女は後ろ姿なのでわかりにくいけれども、、
めがねに、もさもさっとしたこの、計算されたゆるーい感じ。



デパートの目の前に花市場。

かなり多くのお客さんが足を止め、お花を買っていました。


おじいちゃんたちがテラスで昼間から大きなグラスでビールを飲んでいるようす、

平和で、とってもいい。

途中のIllumsの大きなショップなどに立ち寄りながら

この歩行者天国を最後までゆくと


港にたどり着きます。

ニューハウン。


赤煉瓦の街並みとはまた変わって、

カラフルな家々が並ぶ港。

絵本みたいでかわゆい。晴れて良かったなあ。

ここで丁度タイムアップ。

引き返して駅へ向かいます。


ちなみに、デンマークの信号機は、
信号だけでなく秒数のカウントダウンもついています。


空港についた頃には、日が落ちて、

綺麗な夕焼け空。

以上、

ほんのちょこっと齧った程度ではあったけれど、

思い切って街に出てみてよかった!


デンマークデザインミュージアムや、

有名なフローリストのAndersen Tageも見たかったので

またゆっくり行く機会があれば良いな。


飛行機の窓から。

この後、離陸直前にみた

パリの夜景がうっとりするほど綺麗でした。

わたしはそのとき通路側の座席で寝ていたのですが、

なんと、窓側に座っていたおじいちゃんに叩き起こされました。

見て!エッフェル塔!と

ちっちゃなエッフェル塔をずっと指さして教えてくれました。

起こしてくれてありがとう、おじいちゃん。

パリに、「ただいま」


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2015年4月23日木曜日

駆け足東京。


弾丸での一時帰国ではありましたが、

それでも


皇居と日比谷公園をお散歩したり

普段TV無しの生活をしているので、久しぶりに『水曜どうでしょう』をみたり
(録画ですが)


鰻!


オムライス、うどん、たこ焼き、日本酒、お刺身、天ぷら、ラーメン、すき焼き…と


恋しい味をたらふく食べさせてもらいました!!

屋守(おくのかみ)というおさけ。

ああああ、幸せ。



そして、日本が誇る無印良品でいろんな種類の「あえるだけパスタソース」を大量購入し

LOFTで「グルメ三昧」なる電子レンジ用圧力鍋(調理器具)を購入し

これでパリでの自炊生活もかなりハッピーなものになるはず。

実家では、母からの愛(お米)もいただきました。どうもありがとう。


日本の作家さんがつくったというこんな刺繍のブローチも買ってみました。

一点一点手作りだそう。かわいい。


それから、東京で気になる場所を発見しました。

それは、はりねずみカフェ。

ねこカフェブームが一段落し、

うさぎカフェやらふくろうカフェなど新進の存在は耳にしていましたが

はりねずみの!カフェがあるなんて!

あいにく予約がいっぱいだったので行けなかったけれど

すごくすごくすごく気になる。

帰国した翌日からは





ところどころに夏の気配を感じるようになった店内で、

しっかり働いて、



お昼間からステーキを食べて
(一番安いplat du jourだった)


すっかりパリの生活に戻ってきましたが

東京でもらった沢山のパワーで、

これからもまた頑張れそう。

ありがとう♡


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