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2014年7月31日木曜日

バレリーナ、バレリーナ。



Bunkamura25周年記念 ル・シネマ特別上映
『映画と出会う、パリ』

元フランス映画かぶれ少女だったわたし。

『勝手にしやがれ』は、もう何回めかしら。

そこで先着順プレゼントとしてもらったのが

repettoのフレグランス。

repettoのイメージぴったりの、ロマンティックでやさしい香り。

・・・似合いそうな母にあげました。

このフレグランスはちょっと、わたしには照れてしまう香りだったけれど、

repettoへの偏愛は

少女時代から揺るぎないまま。

あの薄い桃色は、repetto色。

心の中にはいつも

バレリーナへのあこがれがねむっています。



2014年7月30日水曜日

文房具のくに。


わたしは文章を書くのがすきで

それは小さな頃からずっとずっとすきなのだけれど

文章だけでなくて「書く」ということ自体もすきで

「書く」にまつわるものもすきだ。

つまりものを書くための机もライトも文房具も

パソコンもノートもすき。


品質が高く機能的な日本製のものも

使い勝手はいまいちだけど味のあるおしゃれな海外製のものも

文房具は文房具であるというだけでもはや

一定の価値を持つとさえ、おもうほどだけれど

自分が「書く」ものについては、かなり吟味して買う。




最近仲間入りしたのは

cafe bundanで出会ったこのノート。

表紙は和紙の羽二重紙、

中身は安定感抜群の書き心地。

クリーム色の紙と罫線も、無骨で良い。


それに

MONOKAKI

なんてネーミングも、ずるいわ。


2014年7月29日火曜日

女のコスメポーチのなかは。


百貨店の化粧品売り場は

無条件に胸が高鳴るものだけれど

PAUL&JOEの前を通りかかると


いつもにましてhappyなオーラが放たれていました。




メイクもファッションの一部。

もっと楽しもう♡

というメッセージが伝わってきます。

女に生まれてきて良かった。

かわいいも綺麗も

清楚も色っぽいも

全部楽しもう。





2014年7月28日月曜日

UN ETE EN FETE.



実は、昨日今日と二夜連続で行ってきてしまいました。

昨日は『勝手にしやがれ』

今日は『PARIS』

どちらも既に観たことのある作品でしたが、

やっぱり、面白かった。

観る回数を重ねるごとに、

どんどん好きになっている気がする。



ついでに最終日だったので

地下のデュフィ展にも。


昔、パリの市立近代美術館でみた

電気の精

のちっちゃい版に再会しました。

あの大迫力のパノラマをまた観に行きたい。


今、Bunkamuraでは


として8月3日まで

様々なイベントを開催中です。


楽しい夏を♡



2014年7月27日日曜日

bundan cafe.


東京でいちばんすきなカフェかも。

それも、ひとりで来たいカフェ。

駒場東大前で井の頭線を降り

懐かしい想いで、東大を横目にみながら
(東大卒ではありませんが)

閑静な住宅街を歩いて、5分ほど。

日本近代文学館のなかに、すてきなブックカフェがあります。

cafe bundan

ちいさなスペースで

気張りすぎず

本が天井まで並んでいて

本好きなひとたちがひっそり集まって

書棚の本を読んでいます。

外の茹だるような暑さも

ここには届かない。

カフェメニューも秀逸で

文学作品や文豪にちなんだメニューがまた、

たまらんのです。

村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の朝食が気になったけれども

お腹はすいていなかったので

アイスコーヒーを。

このブラジルコーヒーは、芥川(AKUTAGAWA)。

そして頼まずにはいられなかった

敦(ATSUSHI)。
『山月記』の中島敦から。


川上未映子の『ヘヴン』をすこし読みました。

食わず嫌いしていたけれど、なかなか。


美容院の予約が無ければ半日でも一日でもいられたのにな。

平日は16時までで、日曜休みなのが残念だけど、

土曜日には毎週でも通いたいぐらい、好きな場所。


2014年7月26日土曜日

綺麗だ。


この世で最もおそろしくて惨めなものは

おそらく

無価値感だとおもう。

なにかのきっかけで

どこからか来て、棲みついてしまう。


「ありのままの自分」を振り回すだけでは

どうにもうまくいかなくって

そうかと言って

そこそこの年になると

性格もなかなか変えられなくって

幾度かの自己否定を重ねてゆくうちに


忘れてしまう。


鏡の中のあなたは

暴力的なまでに

世界を支配できるほどに


綺麗だ

ということ。



2014年7月25日金曜日

麹町カフェ。


半蔵門駅ちかくに

お気に入りのカフェがあります。





いつも、ほどよくお客さんがいて、

ほどよく店内は賑わっていて、

店員さんとの距離も、

いろんな具合が、ちょうどいい。


自家製のジンジャーエール。



よくわからんものが置いてあるのもなんか、いい。



待ちぼうけをしていても

勉強をしていても

ごはんをたべても

なんか、いい。




URL: http://www.kojimachi-cafe.com


2014年7月24日木曜日

2014年、夏、花火。





去年は豪雨で中止になってしまった葛飾の花火大会。

今年は大輪の花を見ることができました。

あの夏から、一年経ったんだなあ。

浴衣を着て、お出かけしたいな。


2014年7月23日水曜日

生きている珈琲。




ブルーマウンテン、一杯、弍千円也。


ほわあっとひろがる香りにうっとり。

くんくんくんくん。


生きている珈琲コヒア・アラビカ。

なんともあやしげな

アブラカタブラ的な店名ですが

本物の珈琲でした。



いつも美味しい珈琲をいっしょに飲んでくれて、ありがとう。



2014年7月22日火曜日

折り合いをつける。


ある人は、期待をするなと言う。

期待するから失望するのだ、
傷つきたくなければ最初から、
期待しなければ良いと言う。

わたしは、そんな、稀釈された味のない水みたいなものは飲みたくないとおもう。



きっと人生に期待しすぎている。

でも、一度きりの人生だから

おもいっきり、期待したっていいじゃん。

と、おもう。

現状を受け入れるだけの人生を選ぶには、まだ早い。

がんばればいいじゃん。じゃんじゃん。

それでも

どれだけがんばっても

自分の期待と現実との折り合いがつかないときは

走るのをいったんやめて

立ち返って、「ありがとう」をさがしてみる。


有り難う。


そうすると、現実の中の真実がみえてきて、

なんとなく、自分の定規でなく、ものごとがみえてきて

そうして初めて、

現実と折り合いをつけることができる。

それは、初めから期待しないことや

我慢することとは違う。


上手に説明できていないかもしれないけれど、

そういうふうに折り合いをつけることは、

その度に、図書館に一冊、本が増えるような

辞書にあたらしい言葉が書き込まれるような

そういうかんじがする。

傷つくことは、無駄にならない。

ような気がする。



大人になるということ、

現実と、折り合いをつけられるようになるということ。



大丈夫。


ざっくり言って、


人生は素晴らしい。



2014年7月21日月曜日

黒髪エイミー。




Comptoir des Cotonniersで貰ったlookbook

留学のために貯金第一だから、

お買い物は、しばし我慢でござる。


黒田エイミちゃん、うつくしいな。

見るだけで満足、満足。

と、言い聞かせるでござる。


2014年7月20日日曜日

スカビオサのブーケ。



金曜日の朝、

市場でとびきり輝いていたスカビオサでブーケを作ることは即断だったけれど

何を合わせるか悩んでいると

ぽんぽんスカビオサの束を手渡していく幸恵先生

で、

スカビ70本。

「種類を増やすのではなく、本数を増やす。」

頭では分かっていても、その場になると実行できないセオリー。

はっとしました。



合わせたのは山牛蒡、桂、グラミネ。



ぐらぐらスカビに苦戦しましたが

可愛いきみのためにがんばるからね!

と心の中で呼びかけながらつくったブーケ。


かわい♡



2014年7月19日土曜日

湖面の瞳。


小学生のころ。

「水面」とかいて、「みなも」と読むのだと知ったときの感動を

ひどく鮮明に覚えている。

たしか、河口湖か山中湖へいったときのことだったとおもう。

翌週の作文で、わざわざそれについて書いたほどだ。


おもえばそれが

わたしにとっての最初の記憶だ。

文学についての、

ひいては、

人の詩情についての。


スイメンではなく、みなもと呼ぶのは

世界に対する愛だとおもう。


きらきら光る湖の美しさをうつした瞳が

生み出したことばだとおもう。



そして今

20年の時が経って

わたしが伝えたいこと、たいせつにしたいことは

まさしく、そういうことだ。


暮らしに詩情を。


一匙の詩情があれば

人生はとても豊かになるとおもう。


いつだって湖を湛える瞳でありたいとおもう。



2014年7月18日金曜日

chez kazama.


なんだかんだと丁寧な暮らしと御託をならべても

大したことは全然、できていないけれど

ひとつ。

暮らしの中のちいさなこだわりをあげるとすれば

お気に入りのパン屋さんでパンを買うこと。

半蔵門のシェ・カザマで山型の食パンを買う。

21時の閉店間際にいくと、オーナーの風間さんが

「いつもありがとう」とオマケをくれたりすることもあって、

小さな芽みたいなものが、育まれている感覚も嬉しい。

天然酵母のパンは、ただバターを乗せて焼くだけで、

朝の目覚めをおもいっきり幸せにしてくれる。

スタンダードだけど、ほかのパン屋さんのパンとは、どこか違う。

それに挽きたてのコーヒーがあれば、もう

一日を楽しむ準備は万端だ。




2014年7月17日木曜日

記事掲載のお知らせ。


草冠オンライン通信に、執筆した記事を掲載していただいています。


今回ご紹介したのは、

谷匡子さん著『花活けの手びき』。

よろしかったら、お立ち寄りくださいませ。

http://www.kusakanmuri.com/tsushin/kkm_recommend/hanaike_tebiki_1407.html



2014年7月14日月曜日

古桑庵。


自由が丘駅から、徒歩5分。

鬱蒼とした、緑に隠れた日本家屋があらわれます。


暑い夏の日の、古桑庵。


畳に座って外の庭を眺めながら、冷たい抹茶オーレで一息。

外の暑さから逃れて、まったり涼みます。





東京都目黒区自由が丘1-24-23
03−3718-4203
http://kosoan.co.jp



2014年7月13日日曜日

大原の夢。


大原の里を、そぞろ歩き。


紫陽花の咲く三千院。


雪の下が一面に生える石壁。


今は空き家となったお茶屋さん。

どの景色もなんだか懐かしくて、わびしくて、
気持ち良い。

三千院近くのちいさなお寺で、ひとやすみ。


今日は朝が早かったから、気がつけば、こっくりこっくり。




京都市内へのバスに揺られてまた、
うつらうつら。


夢うつつのまま、車窓を眺める。




2014年7月11日金曜日

ふわふわぽんぽこ、毛玉ファンタジー。


鴨川にて、森見を読む。

何にも代え難き、この自己満足!