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2014年2月28日金曜日

Vincent Laissard 来日イベント2013 【高松・直島篇】

 
2013年11月2日。
 
始発の飛行機で、高松へ。
 
四国初上陸。

ヴァンソンの高松ブーケレッスンに参加しました。
 
ヴァンソンの作品集『シャンぺトルのすべて』発売を記念し、
 
シャンペトルブーケです。
  

 
 
  

ブーケレッスンの後は、
 
芸術的なフィンガーアートのおひるごはん。
 
 
日本語のメニューが読めないヴァンソンに
 
フランス語で解説しようと試みるも、
 
芸術的過ぎて、
 
日本語でもわからない事態。
 
 
アリさんがプレートを持ち上げています。
 

 
このあとは直島へ遠足にむかいましたが、
 
直島についてはまた別の記事にしようと思います。

 
高松に帰ってから、
 
レストラン・ミクニでディナー。
 
由美先生の御厚意で、
 
ヴァンソンの隣でお話させていただきました。
 
直島に別荘を持ちたい、

ヴァカンスで1週間ぐらい滞在したい、

と言っていたヴァンソン。
 
新しいものと古いもの
 
どちらも大切にしながら共存している価値観が
 
フランスと日本は共通している、
 
そう話していました。


  そこで
(なんとヴァンソン自身にも)
サプライズの
 
投げ入れデモが始まりました。

鼻歌を歌いながら


お酒も入って、いつにもまして
“ゴキゲン”なヴァンソン。
 

  圧巻です。

Rosebudが装花をしている

パリのピエール・ガニエールも

こんな感じなのでしょうか。

 
今回は、

ハッタリ8割のフランス語で

電子辞書を片手に

ヴァンソンの周りをうろちょろ。


直島では

C'est manifique!
(素晴らしい!)

を連発していたヴァンソン。

私たちが見過ごしていた場所にも足を止め、

蝉の抜け殻や蜘蛛、

錆びたトタンに感動していた彼の美的感覚を学ぶことができて

すごく面白かったです。

フランス語、もっと話せるようになりたい。。


そして、

日本の美しいもの、

文化、こころについて

もっと知りたい。

そんな強い想いが芽生えた一日でした。
 
 
 

2014年2月27日木曜日

Vincent Laissard 来日イベント2013 【東京篇】

 
2013年、秋。
 
ヴァンソンの来日イベント
 
東京での投げ入れレッスン。
 
ありがたいことに、
 
前日準備のお手伝いをさせていただきました。

 





 
レッスンは、
 
午前・午後・夜の部の3回。
 
すべて花材を変えて行われました。

 
当日、

レッスンのお手伝いをつとめるという

ここ数年で一番の重責が。

震えました。

でも、頑張りました。

わかるから。

皆がこのレッスンをどのぐらい楽しみにしていらっしゃるか

ヴァンソンがどんな花をつくるのか

期待、

興奮、

よくわかるから、

絶対その期待に応えたい、

期待を超える一日にしたい。

ヴァンソンの花の世界に、

おもいっきり陶酔してほしい。

そんな想いだけで動いていました。
 

イベントは大成功。

とはいっても

わたし自身は力不足で

戦力になれなくて

歯痒い場面も多々ありました。

でも、このイベントで、
 
本当に貴重な経験をさせていただいたことを通して

  Rosebudへの
由美先生への
幸恵先生への
同じ花を愛する方々への

尊敬と愛がより、深まりました。
 
そして…







やっぱり世界一です。





2014年2月26日水曜日

COLOR my life.


 
 
keep smiling

enjoy life
 
 
使い古された言葉でも
 
それでいて
 
口にするほどには容易くないと
 
わかっていても
 
 
言葉は無意識に影響をもたらすとおもうから

前向きな言葉を身のそばに置いておきたい。
 
 
おもっています。
 
 

 



2014年2月25日火曜日

2月、ミモザ。時を経るカレンダー。

 
 
 
 
 
1週間だけ残した2月のカレンダーと
 
1年前に束ねて、ドライにしたミモザのブーケ。
 
 
 

時を経て
 
水分はなくなって
 
色も褪せてゆく。
 
 
新しい時を報せるカレンダーとの組み合わせは
 
逆さの砂時計を見ているみたい。
 
 
 
 

2014年2月24日月曜日

tulip×Astier de Villatte

 
tulip×Astier de Villatte
 
  きゅんとする余白。

2014年2月23日日曜日

Humming♡








春がきました!
 
 
 
 

JAPANESE LIVING

 

 
古い日本家屋には、
魂が休まる美しさがあります。


苔を愛でる
その心までも愛おしい。


家と、暮らしと花。
 
パリのエスプリと、和のこころ。
 
これから沢山勉強と経験を積んで、
どちらの素晴らしさも活かせるような、
やさしくてうつくしい、
そして、
花とともにある暮らしを提案できるようになりたい。
 
 
↓Amazonでも購入できやす。
 

2014年2月22日土曜日

Paris短期花留学2013 vol.8


最終日。

お別れの挨拶をしに

Rosebudへ。


お店にいたヴァンソンが

Rosebudオリジナルのtasse(小皿)をプレゼントしてくれました。

  たからもの。
 
 
 
願わくば
 
 

  
毎日この芸術を見ていたい。

目標への思いを強くして

帰国しました。


 
 そういえば、
 
同じ飛行機にKAT-TUNの亀梨くんが乗っていたのですが
 
 
 
かっこよかった…。
 
 
 
イタリアの映画祭と、
 
パリにはAnother skyの撮影で来ていたみたい。
 
色気むんむんでした。
 
 
 
 
 
 
 

2014年2月21日金曜日

黒猫さん。



 


にゃー。
 

京都のカフェefishからやってきた、黒猫のキーホルダー。

このとぼけた表情がなんとも言えません。

時間の経過を感じられる革の素材もまた愛しくて、

ずっとそばにおいておきたいなぁ。

 
 

2014年2月20日木曜日

Paris短期花留学2013 vol.7

 
2013年4月19日。
 
 
この日は初めての
 
Annie Uzurauのレッスン。
 
アニーの審美眼にかなったものだけがそこにある
 
夢のようなアトリエに足を踏み入れた瞬間、
 
 
なにやらものすごい勢いで女子ホルモンが分泌されてゆきます。
 
 
まゆみさんと4時間集中してつくった
 
BiBi Cigarette
 
蘭のヘッドドレス。
 


キャサリン妃にぜひこれをかぶっていただきたいところ。





初めておとずれた街
 
アパルトマンの一室にひろがっていた
 
知らなかった
 
美しき世界。
 
  
 
 
この世には、恋に落ちる要素が沢山沢山あって
 
本当に沢山沢山あるはずで
 
その価値を決めてしまうには
 
まだまだ私たちは若すぎる。
 
 
 
 

2014年2月19日水曜日

珈琲時間。



珈琲はずっと、飲めませんでした。
 
飲めるようになったのは去年、

豆を焙煎して、ミルで挽いて淹れてもらった、

自家製珈琲の味を知ってから。

今では、毎日の暮らしに欠かせない存在になっています。
 


朝、起きて、一番はじめにすること。

焙煎しておいた珈琲豆を銀の匙に一杯分、ミルで挽いて、

フィルターにゆっくり、細く、熱湯を注ぐ。

するとブラウニーが焼きあがるときみたいに、
 
ぽこっと珈琲の粉が膨らむ。

それを見るのが好きです。

部屋に珈琲の香りがほんわり漂いはじめ、

ふうふう冷ましながら、

マグに唇をよせて、ひとくち。

しあわせはあたたかくて、ほろ苦い。


 

2014年2月18日火曜日

赤の力。


赤という色のもつちから。
 

reppettoのバレエシューズ



波佐見焼のコーヒーマグ



TOCCAのコート


ルクルーゼのお鍋


MONOPRIXで買ったマニキュア

エトセトラ、エトセトラ。
 

わたしの日々をささえる赤。
 

ただ、最初の赤い色にまつわる“直感”は

ポジティブとは言い難いものでした。

小学校にあがるとき

みんなと同じ赤いランドセルを買ってもらうのを嫌がったわたしは

背中よりもおおきな黒のランドセルを背負って

満足気に学校へゆくと

散々、男だ男だとからかわれました。

それでも
 
赤いランドセルはいつまでも

なんとなく、しっくりこなくて

紺のブレザーの制服には

黒の方がシックだって思っていました。
 
赤は女の子の色、

黒は男の子の色。

そういうふうに決めつけられるのも嫌だった。
 

頑固もののわたしが

赤色の魅力に目覚めたのは、
 
亡くなった祖母が買ってくれた

真っ赤なワンピースだったように思います。

袖を通した瞬間に、

赤って女の色かもしれない。

そう納得した気がします。

それはまだ、唇に紅をさしたこともない年頃のこと。

大人に守られて、

そのくせ自分ひとりでなんだってできると

そうおもいこんでいた子供の頃のこと。

その真っ赤なワンピースは
多分、ある種の示唆でした。

この安全な膜のそとには

両刃の世界が広がっているのだということの。

自分はまだ現実を知らず

自分自身のことさえ知らないということの。

身体を包む赤色は、

そこへ出ていくための力をくれる。

ふたつめの直感でした。


あなたのとくべつな色は、

どんな色ですか?


Paris短期花留学2013 vol.6

 

2013年4月18日。

かわいいすみれちゃん。



寝坊して、朝食抜きでアパルトマンを飛び出し

ランジス花市場へ。

由美先生に案内していただきました。

わたしにとってはこれが2度目のランジス。

トップフローリストが皆口を揃えて言う、

「旬の花をつかうこと」の理由。

ここにくると、よくわかります。


その後はほぼ1日、
花屋めぐりに費やして。

merciでは

日本が誇るトンボのMONO消しゴムが
おしゃれに陳列されていました。

そう

日本に住んでいれば皆すべからく一度は使ったことがあるはずの、

あの子です。


日本のシンプル性や機能美は、

文化の違いを超えて認められるものなのかと感動。

がんばれがんばれ、日本のものづくり。



この日は早めにアパルトマンに帰って、

ごはんもテイクアウトの中華とタイ料理で。

 
便利な時代ね。

海を越えてきこえてくる声に、

しばし、こころ、ゆるゆるり。



2014年2月17日月曜日

Paris短期花留学2013 vol.5

 
 
2013年4月17日。
 
由美先生のレッスン。
 
 
 ひとつめは、器から作るコンポジション。
 
スイートピーの、くるくるのひげが愛しすぎる。
 
 

 
 
ふたつめは、華やかなブーケ・ド・マリエ。
 
由美先生のお花は、
 
とても繊細で女性的。
 
この美しさは「なんとなくできたもの」ではなくて、計算ずくなんです。
 
感覚を研ぎ澄ませて、お花と対話しながら、
 
ここじゃなきゃダメなんだってところを瞬時に見つけてあげてる。
 
だからお花たちもみんな、満足気。
 




 
chez Rose bud.
 
夜はMontparnasseで、みなみと2年ぶりの再会。

 

高校時代、塾が一緒で仲良くなったみなみ。

お互いがこうしているなんて、

あの頃は全然、想像もしなかったよね。